【ライブレポート】ハロプロ研修生、新メンバーを加えZepp Tokyoで全力パフォーマンス。秋の＜研修生発表会＞開催

ハロプロ研修生による発表会＜Hello! Project 研修生発表会 2021 9月〜 STARS〜＞が2021年9月19日、東京・Zepp Tokyoにて開催された。オフィシャルからのレポートをお届けする。

◆ライブ写真

当日は会場に新型コロナウイルス感染防止対策がしっかりととられ、有観客でのもと全16曲が披露された。新メンバーである吉田姫杷（よしだひのは）と川嶋美楓（かわしまみふ）にとっては東京では初のステージということもあり、観客席からも静かな熱気が満ちていた。加入間もない2名は、一部楽曲のパフォーマンスにのみ参加する。

本編はアップテンポなナンバー「きみの登場」でスタート。オレンジ色の衣装に身を包み、晴れやかな表情の15名が一斉に登場し、間髪あけずに「ありがた迷惑物語」へ。拳を振り上げ、若さみなぎる力強いダンスを披露した。



メンバー紹介に続いて、松原ユリヤ・小野田華凜・橋田歩果・平山遊季・村越彩菜・植村葉純・石山咲良の7名（以下、ハロプロ研修生）による「Uraha=Lover」（アンジュルム曲）へ。それぞれ、キーが高めで難易度が高いソロパートも堂々と歌い上げた。

窪田七海・西﨑美空・橋田歩果・石山咲良の4名は、これぞアイドル！なポップナンバー「高輪ゲートウェイ駅ができる頃には」（CHICA#TETSU曲）を歌唱。セリフパート含めてそれぞれの個性が光らせ、可愛らしくやりきる。

続いて、米村姫良々・石栗奏美・中山夏月姫・斉藤円香・広本瑠璃・松原ユリヤ・村越彩菜・植村葉純による「恋のUFOキャッチャー」（つばきファクトリー曲）へ。字余り気味で歌うのが難しそうな楽曲のためところどころ不安げな表情を見せるメンバーもいたが、無事に歌い上げた。

北原もも・小野田華凜・平山遊季は、モーニング娘。の人気のナンバー「Moonlightnight 〜月夜の晩だよ〜」をぴったりと息を合わせてパフォーマンス。激しいダンスを踊りながら、裏声もしっかりと使い分けていた。

2回目のMCでは、新メンバーの吉田と川嶋を中心にトーク。「宝物はなんですか」という質問に、吉田は「友達にもらったミサンガ」、川嶋は「飼っている2匹の猫」と即答。まだあどけない雰囲気の新人ながらテンポよくハキハキと返答する2人に、MCのまことからも「事前に結構（MCの）練習したんですか?」とツッコミが入った。


2人はJuice=Juiceの人気楽曲「ひとりで生きられそう」ってそれってねえ、褒めているの?」を堂々と歌い上げ、ハロプロ研修生のメンバーと共に「アニマルランド」をパフォーマンスした。ロックナンバーに乗せ、さまざまな動物の動きをモチーフにしたユニークなダンスで会場を盛り上げた。

「ハンコウキ!」は石栗奏美とともにパフォーマンス。ハロプロ研修生北海道 feat.稲場愛香名義で2018年にリリースされた楽曲で、石栗は現存する唯一のハロプロ研修生北海道メンバーである。新グループとしてのデビューが決まっている石栗の成長と歴史を感じさせるステージに、会場の手拍子も大きくなった。

続いて、研修生ユニットが「ミステイク」、「微炭酸（Juice=Juice曲）」を連続披露。研修生歴が長いメンバーで構成されたため、パフォーマンスも堂々としたもの。それぞれ大人びた表情で魅せた。ハロプロ研修生ユニットの新曲「Go Your Way」では、一体感のあるダンスと真っ直ぐなメッセージを歌にのせて届けてくれた。

橋田歩果・村越彩菜・石山咲良はつんく♂が書き下ろした新曲「部活終わりに新しいジャー ジに着替える乙女心」にのせて、淡い恋心をしっとりと歌い上げる。


公演終盤では「表参道 A5」「情熱スパークル」のテイストがまったく異なる2曲をそれぞれしっかりと歌い分けながらパフォーマンス。7名の明るい笑顔が弾け、ラストは出演者全員による「Upside down girl」で幕を下ろした。

本公演の模様は、9月26日よりオンラインでも有料配信され、9月27日、10月4日深夜放送のテレビ東京系『ハロドリ。』（深 1:05〜）でもダイジェストが放送される。9月29日にはハロプロ研修生のサード・アルバム『3-STARS』が発売予定なので、こちらも楽しみに待とう。