石崎ひゅーい、ドキュメンタリー映画『私は白鳥』主題歌に新曲「スワンソング」提供
石崎ひゅーいが、11月より公開の新作ドキュメンタリー映画『私は白鳥』の主題歌として新曲「スワンソング」を提供した。
映画『私は白鳥』は、2019年5月に富山のチューリップテレビで放送され【アメリカ国際フィルム・ビデオ祭】ゴールドカメラ、【ニューヨークフェスティバル】ファイナリスト等を受賞したテレビ版に、2年以上の追加取材の映像を加えて映画化した作品。2020年に公開されたドキュメンタリー作品のTBS『三島由紀夫 VS 東大全共闘』チームと、『はりぼて』のチューリップテレビがタッグを組んで製作された。
本作は、11月20日に富山・ほとり座で先行公開後、11月27日に東京・ユーロスペース他にて順次全国で劇場公開される。
(c)2021 映画『私は白鳥』製作委員会
映画『私は白鳥』
語り:天海祐希
主題歌「スワンソング」石崎ひゅーい(Sony Music Labels)
監督:槇谷茂博 出演・白鳥撮影:澤江弘一
企画プロデュース:平野隆 服部寿人 エグゼクティブプロデューサー:大久保竜 中村成寿プロデューサー:刀根鉄太 藤井和史 アソシエイトプロデューサー:大澤祐樹 松原由昌 諸井雄一 音楽プロデューサー:矢崎裕行 音楽:中村巴奈重 取材:梶谷昌吾 撮影・編集:五藤充哉
2021年/日本/ビスタ/5.1ch/104分 製作:映画『私は白鳥』製作委員会 配給:キグ―
<イントロダクション>
雄大な立山連峰を背景に繰り広げられる小さな命の波瀾万丈。
‟たとえ飛べなくなっても白鳥は懸命に生きている。その命を楽しんで欲しいんです。”
秋が深まると北陸・富山県にはシベリアから800羽を超える白鳥たちが越冬のため飛来し、やがて春が訪れると再び海を渡りシベリアへ帰っていく。2018年の春、翼が折れて飛べなくなり、たった一羽で富山に取り残された白鳥がいた。それを見つめる一人の男性、澤江弘一さん(当時57歳)。白鳥たちの美しさの虜になり、ビデオカメラでその姿を記録し続けてきた澤江さんは、傷ついて一羽になった白鳥に毎日エサをやり、見守り続ける。「なんとか生きのびて、また冬に仲間の白鳥と再会してほしい。」けれど自然界は弱肉強食、甘くはない。しかも富山の猛暑を乗り越えた野生の白鳥はこれまで確認されていなかっ た。あの手、この手、奥の手・・・。
澤江さんと白鳥の命をかけた闘いが続く中、白鳥に全てを捧げる澤江さんが語る。「心の隙間がどういうわけか白鳥の形をしていたようで。」
「私は人間の形をしてますが、自分は白鳥だと思ってます。」「白鳥が白鳥の世話をしているだけなんです。」人間は自然にどこまで介入すべきなのかという葛藤の中、澤江さんは奮闘を続ける。傷ついた白鳥は仲間たちと再会できるのか。そして訪れる奇跡とは。
これは澤江さんと傷ついた白鳥の4年に渡る命の物語。
テレビ放送版と同じく、監督は富山で生まれ育ち地元チューリップテレビに勤める槇谷茂博。映画化にあたっては共に2020年に公開され傑作と話題になった『三島由紀夫 VS 東大全共闘』のTBSテレビと、市議会の腐敗を描いた『はりぼて』のチューリップテレビがタッグを組んで製作。傷つきながら過酷な自然界で命を燃やし続ける白鳥と、それに自らを投影し見守りつつ地方都市に懸命に暮らす一人の男性の生き様を通して、現代に生きる全ての人の心に生命の在り方を問いかける傑作が誕生しました。
<監督メッセージ>
富山市に飛来する白鳥の数を数えるのが趣味で、「自分は白鳥」だというちょっと不思議な澤江さんと傷ついた白鳥との約4年間は“まさか”と“奇跡”の連続でした。日々の記録から見えてきたのは、白鳥の力強い生命力と小さな命を尊ぶ澤江さんの優しさ、そして、厳しい競争の中で、時には孤独を感じながらも、小さな喜びと幸せをみつけ、独りたくましく生きる白鳥と澤江さんの姿でした。
新型コロナで大きく社会が変容し、誰もが不安や生き辛さを抱えています。自殺者も増えています。“生きるって、たいへん”そんな時代だからこそ、何気ない日常の中にある“小さな幸せ”を見出し、白鳥のように、澤江さんのように、運命を受け入れ、今ある命を楽しんでほしいと思います。
<監督プロフィール>
槇谷茂博。1974年5月19日生まれ。富山県出身。1997年に北陸チューリップに入社、チューリップテレビ報道制作局に出向。記者、カメラマン、スポーツキャスター、報道デスク、ディレクター、プロデューサーなどを務める。2014年制作の「究曲~新幹線を支える曲げガラス~」が日本民間放送連盟賞エンターテインメント部門で優秀賞。2017年制作の「ゴミノヒカリ~未来を照らすアルミゴミ発電~」科学放送高柳賞で優秀賞など受賞。
映画公式HP:https://www.watashi-hakucho.com/
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