アンスラックスのジョーイ・ベラドナ「アイアン・メイデンのメンバーの対応、絶対忘れない」
アンスラックスはこれまで様々なバンドとツアーを行ってきたが、中でも、アイアン・メイデンのツアーにオープニング・アクトとして参加したときの体験は格別だったという。
◆アンスラックス画像
ヴォーカリストのジョーイ・ベラドナは、Talk Radio Europeのインタビューでこう話した。「特にディオ、オジー(・オズボーン)とのツアー、そして、アイアン・メイデンは素晴らしかった。南米へ行ったとき、彼らの飛行機に乗せてもらった。そんなことができるなんて、凄いよ」
「よく、朝食でブルース・ディッキンソンと一緒になってた。2時間くらい喋ってたよ。そんなことできるなんて、笑っちゃうよね。リオで昼が一緒だったときのこと、俺は絶対に忘れないよ。歌うことについて話してたんだ。そしたら、彼、急に歌い出してさ。周り見回して、“誰も聴いていないな”なんて思ったよ。ホント、素晴らしかった。俺ら、単なるオープニング・アクトだっていうのに、俺を軽くあしらうんじゃなく、あんなことできるなんてクールだよ。彼らは常に、俺らに対しフレンドリーだった。スティーヴ・ハリスの家へ行ったことも覚えてる。ドニントンにいたとき誘われたんだ。その前、会ったこともなかったんだよ。なのに、彼は家に招待してくれるほど礼儀正しかった。俺はそれを絶対に忘れないよ」
ベラドナはまた、ロニー・ジェイムス・ディオについて「彼は特別な人だった。ユニークなシンガーだった。一緒にツアーしたんだ。楽しい時間を共有できた」と話している。
現在、活動を控え気味なアンスラックスだが、2022年、ツアーができるようになってから『For All Kings』(2016年)に次ぐ新作を発表する計画だという。
Ako Suzuki
この記事の関連情報
アイアン・メイデンのスティーヴ・ハリス「ステージのためのトレーニングなどない」
ザ・ローリング・ストーンズのロニー・ウッドの息子とアイアン・メイデンのスティーヴ・ハリスの娘が結婚
アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン、前任シンガーのポール・ディアノと初対面
【コラム】BARKS烏丸哲也の音楽業界裏話025「藤岡幹大とアンスラックス」
スコット・イアン、スティーヴン・キングの新作を読書中、アンスラックスの楽曲が登場し驚喜
ブルース・ディッキンソン「アイアン・メイデンはファンを想うゆえ、挑戦していないかも」
サージ・タンキアン、最もインパクトがあった公演は「80年代半ばに観たアイアン・メイデン」
アンスラックスのフランク・ベロ、サテリコンのツアーに参加
アンスラックスのS・イアン、スレイヤーの再結成に「俺を嘘つきに見せてくれて、ありがとう」