ドン・レッツ、世界中で愛される“夜聴き”コンピ・シリーズに登場
ポップスター、映画監督、ラジオキャスター、コメンテーター、グラミー賞受賞者など、多方面で活躍する文化人、そしてDJとしても絶大なる人気と尊敬を集めるドン・レッツが『Late Night Tales』シリーズに登場する。
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70年代後半にロンドンがパンクを生んだと同時に、パンクとレゲエの交流を仕掛け、カルチャークラッシュを巻き起こした重要人物が、セレクターを務める間違いなしのコンピレーションが9月24日に発売となる。
■ドン・レッツ コメント
ブリクストンに生まれ、カルチャーの中心的存在だったロンドンのショップ「アクメ・アトラクションズ」を経営したドン・レッツは、そのアティチュードから、ファッション、そしてショップの壁を重低音で振動させるダブ・レゲエで注目を集めた。彼が初めてDJを務めたクラブ「ロキシー」は、100日間の限定営業であったが、パンク世代にレゲエの魅力を伝えたことで伝説となった。その経験から真のDIY精神を学んだ彼は、結果的に映画監督として再出発する。そしてギル・スコット・ヘロン、ジョージ・クリントン、サン・ラーなどのドキュメンタリー、リントン・クウェシ・ジョンソン、ザ・クラッシュ、ボブ・マーリーなど、数多くのミュージック・ビデオを制作した。
80年代には、ザ・クラッシュの元ギタリスト、ミック・ジョーンズのバンド、ビッグ・オー・ディオ・ダイナマイトに参加し、革新的なサンプルの使い方で、バンドのサウンドの中核を担った。そして今もなお「6 Music」で自身のラジオ番組「Culture Clash Radio」を持つ。本作は、偉大なるキャリアを持つドン・レッツが、ジャマイカの伝統であるカバー・バージョンをとことん追求して作り上げられている。
カリブ海の音楽の歴史は、初期のリリースの多くが米国の45曲のカバー・バージョンであったことから、R&Bに負うところが大きい。スカが商業的にブレイクしたミリー・スモールの「My Boy Lollipop」は、もともとバービー・ゲイが50年代にニューヨークで録音したものだ。ジャマイカではカバー・バージョンが流行し、ドンはその伝統に沿って、13曲のエクスクルーシブを含む興味深いダブアウトされたカバーのセレクションを深く掘り下げている。その中には、本シリーズから登場し、今は世界的人気を誇るクルアンビンのエクスクルーシヴ・ダブ・ミックスも含まれているほか、日本からは唯一、井出靖のエクスクルーシブトラックが選ばれている。
■ドン・レッツ コメント
『Late Night Tales presents Version Excursion selected by Don Letts』は2021年9月24日(金)世界同時リリース。国内流通仕様盤CDにはアーティスト本人による全曲解説対訳が封入され、限定輸入盤2LPは蛍光グリーン・ ヴァイナル仕様でのリリースとなる。
『Late Night Tales presents Version Excursion selected by Don Letts』
Late Night Tales / Beat Records
国内流通仕様盤CD BRALN64 ¥2,000+税
アーティスト本人による全曲解説対訳付き
限定輸入盤2LP [蛍光グリーン・ヴァイナル] ALNLP64Xナンバリング入り
BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12056
◆Beatink オフィシャルサイト