“日本唯一の廃打楽器奏者×️リトアニアアーティスト”、国境を越えた一夜限りの<クリエイティブリトアニア:Fluxus>開催

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日本とリトアニアにおけるアートを通した交流を目的に、KOI NIPPON主催のもと2017年から毎年開催されている<クリエイティブリトアニア>。

◆<クリエイティブリトアニア> 関連画像

4回目の開催は<クリエイティブリトアニア: Fluxus>と題し、芸術運動であるフルクサスの思想を表現している「毎日が芸術。毎日がゲーム」をスローガンに掲げ、フルクサスにまつわる作品の展覧会や、リトアニアアーティストたちによるトークセッションなどのプログラムを実施する。そんななか、本イベントの最終日である2021年8月27日(金)には、日本のミュージシャンとリトアニアのアーティストが、音とイマジネーションのユニークなコラボパフォーマンス<“Digital Fluxus” Performance>を披露する。

日本からは、廃材を利用したオリジナル打楽器を演奏する、唯一のパーカッショニストとして知られる山口ともが出演。「音楽=音を楽しむこと」をモットーに独自の音楽を生み出す山口とコラボレーションをするのは、リトアニアアーティストのギンタラス・ソデイカ。


山口とも(写真左)は、日本廃品打楽器協会会長兼打楽器奏者のほか、写真家としても活動。「つのだ☆ひろとJAP’SGAP’S」でデビュー後、フリーのパーカッショニストとして中山美穂・今井美樹・平井堅など数々のアーティストのツアーやレコーディングに参加。「音楽=音を楽しむこと」をモットーに近年では、廃品打楽器を使った独自のパフォーマンスを展開している人物。一方のギンタラス・ソディカ(写真右)は、アーティストグループ「GreenLeaf」のメンバーで、3つのハプニング・フェスティバルAN-88、AN-89、NI-90を設立。1990年以降、演出家オスカラス・コルシュノヴァスとコラボレーションし、彼のほとんどの作品に音楽を提供している。

リトアニアで出会い、友情を育んだ2人が<クリエイティブリトアニア:Fluxus>のためだけに、オリジナル楽曲を作成しました。8月27日(金)に、約8000Km離れている日本とリトアニアがオンラインでつながり、一夜限りのスペシャルライブパフォーマンスを届ける。また本イベントでは、音楽パフォーマンス以外にも、フルクサスにまつわる作品に触れることのできる展示会や、リトアニアの現役アーティストたちによるトークセッションも実施するので合わせてチェックしてみよう。

<クリエイティブリトアニア:Fluxus>

2021年8月27日(金)18:00開演
【会場】イベント公式FacebookのLIVEページにて開催
https://www.facebook.com/events/776174746392259/


<“Everyday is a Game”展覧会>

2021年8月17日(火)~8月27日(金)13:00~20:00
デザインフェスタギャラリー101Bイーストビル(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-20-2)
【入場料】無料
フルクサス運動の60周年を記念して、 ジョージ・マチューナス、 ジョナス・メカス、 靉嘔など当時フルクサスに参加していたアーティストの作品を展示しています。 グラフィックや写真作品、 版画、 短編映画といった多種多様な作品のほか、 さまざまな感覚でアートを体験できるコーナーも。 さらに、 「遊びの自由」を重視していたフルクサスを表した、 型破りな卓球セットもあり、 実際にゲームに参加することができます。

<“クリエイティブリトアニア”トークセッション>

2021年8月25日(水)、 8月26日(木)18:00開始/20:00終了
【会場】イベント公式FacebookのLIVEページにて開催
https://www.facebook.com/events/1062024604540239/
リトアニアアートの最前線に立つ、 現代アーティストたちが集結。 現在ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展で展示されている作品「Planet of People」を制作したリトアニアアーティストが、 制作背景や今後のチャレンジについて、 熱く語り合います。 また、 ヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞したオペラ「Sun & Sea (Marina)」についても、 現役アーティスト目線で意見を交換します。

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