Drop’s、活動休止を発表
Drop’sが、9月から10月にかけて開催するツアー<Drop’s TOUR 2021 「Drop’s」>をもって活動休止することを発表した。
メンバーそれぞれの今後について考えた結果、一度バンドから離れる期間が必要と判断し、この決断に至ったという。活動休止前ラストツアーは、9月24日大阪・Music Club JANUS、10月8日北海道・cube garden、10月10日東京・LIQUIDROOMで開催される。
Drop’sは、2009年に北海道・札幌の高校の軽音楽部で出会った中野ミホ(Vo&G)、荒谷朋美(G)、小田満美子(B)らにより結成。2013年にメジャーデビューし、2017年に上京、新メンバーとして石川ミナ子(Dr)を迎え、新生Drop’sとして活動をスタート。2019年には結成10周年を記念した約3年半ぶりのフルアルバム『Tiny Ground』をリリースした。
中野ミホ(Vo&G) コメント
突然のお知らせとなってしまい、申し訳ありません。
12年間Drop’sを続けてきましたが、ここではない場所で一度自分の音楽とじっくり向き合ってみたい、という気持ちが日に日に強くなっていることに気がつきました。
そしてそのモヤモヤを抱えたままバンドを続けていくことは、
自分の気持ちに嘘をついているのではないか。応援してくださる方々にも失礼なのではないかと思い
たくさん話し合いを重ねた結果、今回の決断に至りました。
わたしにとってDrop’sはなににも代えがたい居場所のようなものだったし、自分の気持ちをアウトプットできる救いの場所でした。
自分一人の気持ちが、みんなと演奏することで誰かに伝わっていくのが心から嬉しかったです。
これまで、れいかとばしの脱退、上京、ミナ子さんの加入があり、各地でライブをしたり、アルバムを作ったり、本当にいろんなことがありました。
どんな時でも、メンバー、応援してくださる方々、関わってくださるまわりの方々に支えられていたんだなぁと改めて実感しています。
一人ひとりの顔を思い浮かべると、胸がぎゅっとなる思いです。
大好きなメンバー、スタッフに出会えたこと、この12年間の思い出は本当に大切な宝物です。
それはこの先もずっと変わらずに私の人生を支えてくれることと思います。
何もわからない札幌の高校生だった私に、こんなにすてきな経験をさせてくれた全ての方々に本当に感謝しています。
ありがとうございました。
今後は、どのくらいの期間になるかはわかりませんが、一度Drop’sを離れ
中野ミホとして自分の音楽と今一度向き合って、歌を歌っていこうと思います。
四人それぞれのこれからを応援していただけたら、とても嬉しいです。
区切りとなる10月のライブ、今までで一番かっこいい四人での演奏にします!
よろしくお願いします。
まだまだ気を抜けないことも多い世の中ですが、
みなさんの平穏を心から祈っています。
中野ミホ
荒谷朋美(G) コメント
活動休止の理由を一言で表すのは難しいですが、4人全員が同じ熱量で、同じ方向を向きながら歩んでいくのが難しくなった、というのが大きいところです。
昨年、頭に中野からソロに専念したいと話があり、それをきっかけにメンバー各々これからの人生についてたくさん考えて、何度も時間をかけて話し合った結果、活動休止という結論になりました。
高校で中野、小田、レイカ、ばしとの5人でDrop’s を結成して、レイカとばしは別の道を歩んで、そこから上京して、みーちゃんが加入して4年。12年間ずっとDrop’sで活動してきました。
このバンドはわたしにとって長い長い青春で、本当にかけがえのない存在です。
たくさんの場所に行って、いろんな人に出会えて。 自分たちの音楽がちゃんと誰かに届いている実感をもらって。
バンドを始めたばっかりの頃の自分にとって、夢みたいな経験をたくさんさせてもらいました。本当に今まで続けてきたことに何の後悔もありません。
ここまで続けてこられたのは、メンバー、スタッフ・関係者の皆さんはもちろんのこと、わたしたちを応援してくれていた皆さんのおかげです。
Drop’s の音楽を愛してくれてありがとうございます。
一度バンドはお休みとなりますが、 変わらず私は音楽が好きだし、Drop’sのメンバーが大好きです。
みんながこれからどんな道を歩もうと、応援するし、ずっと友達であることには変わりないと思います。
9月と10月に行う休止前最後のワンマンライブ、皆さんには暗い気持ちではなく、いつものようにライブを楽しんで、
音楽っていいなー!!って感じてくれたらな、と思います。
わたしも全力で音楽を楽しんでやりきります! どうぞよろしくおねがいします。
Gt. 荒谷朋美
小田満美子(B) コメント
1年以上前からメンバー・スタッフと話し合いを続けてきたなかで、今の状態ではバンドとして前に進めないという判断に至りました。
よくある言い回しですが、全員が同じ方向を向いて活動することができなくなっていた、というのが休止の理由になると思います。
2009年に結成してから気付けば12年。
自分たちなりのペースではありますが、ずっとDrop’sを生活の中心において活動してきました。
たくさんの人の支えがなければ、ここまでやってこれることはありませんでした。
そんな方々の期待に沿えないことが悲しい、悔しい気持ちも正直大きいです。
これまでメンバーの脱退・加入、上京や、色々な人との出会いと別れを乗り越えて活動してきました。
楽しいことも辛いことも、嬉しいことも悲しいこともたくさんありました。
本当にバンドというのは奇跡のような存在だなと、今やっと痛感しています。
それでもこの12年間を後悔することはないし、Drop’sのメンバーとして経験できたことは何にも代えがたいものです。
色々あるけどメンバーのことは嫌いになんてなれないし、会うとどうでもいいこと話して笑っちゃうし、きっと長い期間が空いても変わらない関係、そんな仲間がいることは私の人生においてかげがえのない宝物です。
「オバサンになっても続けていてほしい」と言っていただいたことがあります。
私もオバサンになったDrop’s、見てみたいです。カッコよさそうじゃない?
個人的にはそんな想いを抱きながら、一度このバンドを離れて、自分の人生を歩んでいきたいと思います。
みんなが歩むそれぞれの道を応援したいと思います。
最後になってしまいましたが、メンバー・スタッフ・関係者の方々、そしていつも応援してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。
活動休止前の最後のライブでは、精一杯みなさんに感謝の気持ちを届けて、楽しんで最後までやりきります。
どうぞよろしくお願いします。
Ba. 小田満美子
石川ミナ子(Dr) コメント
お久しぶりです。
皆さんお元気でしょうか?
全員心身共に元気であってくれ、と思う日々です。
この度わたしたちDrop’sは活動休止という選択をしました。
でも私は今後もやりたいこと、居場所を探しながら音楽を続けます。
何をやりたいか、それが何処なのか 今はまだハッキリ分かりませんが、自分が気持ち良いと思う方へ歩いてゆこうと思います。
思い出すと泣けてきてしまうほどに、メンバーとは色々な思い出が出来ました。
彼女たちは本当に不器用ですが、本当に可愛い子たちです。彼女たちが喜びを感じる方に向かって生きてほしいと強く思います。
中野が解散ではなく休止という形をとることにこだわったのは、Drop’sがいつかまた より良い形で演奏するための準備期間と私は信じています。
なので私はいつでもDrop’sを再開することができるように精進しながら 3人を待とうかなと思います。
12年バンドが続いたのは応援してくださった皆様のおかげです。
自分が加入した時もみなさんがあたたかく迎えてくださったこと、忘れないです。
本当に嬉しかったです!
そんなあたたかい皆さんに、自分を含めた4人の未来を応援していただけたら嬉しいなと思います。
私はこれからもステージで皆さんをお待ちします。
いつでも会いにいらしてください。
まずは一旦区切りをつけるDrop’sのライブ、是非見に来てください!
お待ちしております。
Dr. 石川ミナ子
<Drop’s TOUR 2021 「Drop’s」>
2021年10月8日(金)北海道・cube garden
2021年10月10日(日)東京・LIQUIDROOM
前売¥5,500/当日¥未定(DRINK代別)
※未就学児童入場不可
チケットオフィシャル先行予約(抽選)
2021年7月21日(火)18:00〜2021年8月1日(日)23:59
※イープラス