カワムラユキ、イビサの伝説的DJホセ・パディーヤに捧ぐチルアウト作リリース

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選曲家/プロデューサーのカワムラユキが、バレアリックのレジェンドであり、昨年に急逝したイビサ島の伝説的DJ=ホセ・パディーヤに捧ぐチルアウト・トラック「R.I.P. Sunset」をリリース。7月23日(金・祝)にSpotifyやApple Musicを含む各種プラットフォームで配信される。

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生前のホセ・パディーヤと深い交流があったカワムラユキ。2002年に映画『Ibiza Dream』のプロモーション来日時に取材で出会い、その後にイビサ島を訪れるなど親交を深め、2018年には自身がナビゲーターを務めるダンス・ミュージック専門インターネット・ラジオblock.fmの『shibuya OIRAN warm up Radio』にホセを招聘。番組内では彼のエクスクルーシヴなDJミックスが披露され、のちに江ノ島展望台で開催された<夕陽と海の音楽会>でも共演した。

ホセ・パディーヤはカワムラが最も尊敬するDJで、イビサ島発の音楽ムーブメント「バレアリック」の先駆者。チルアウトの聖地「Cafe Del Mar」を題材とするCDシリーズのコンパイラーとしても知られた。カワムラの音楽性にも多大な影響を与え、4月にリリースした「Chakra」、6月の「mallowblue」など、自ら作曲/DTMを手掛けた作品群にも彼のバレアリックな感覚が投影されている。

カワムラユキは、DJや選曲家として<Freedom Sunset><りんご音楽祭><Love Parade Mexico>といったフェスに出演。渋谷区役所の館内BGMの選曲、オープンワールドRPG『サイバーパンク2077』への楽曲提供、今年で11周年を迎えるウォームアップ・バー「渋谷花魁」などのプロデュースでも知られる。

なお「R.I.P.Sunset」のミックス/マスタリングは、Plastik People(アメリカ)やHouse Cookin’(ベルギー)などより作品を発表し、Mole Music(ロシア)やWhite Deer(メキシコ)からの新作を控えるHouse Violenceが担当。2021年夏の納涼に相応しい幽玄なサウンドスケープに仕上がっている。


「R.I.P. Sunset」

2021年7月23日(金)
OIRAN MUSIC
https://ultravybe.lnk.to/RIPSunset
Bandcamp https://oiranmusic.bandcamp.com/album/r-i-p-sunset

◆カワムラユキ Twitter
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