マリーザ・モンチ、10年振りとなる新作『ポルタス』本日配信開始

ポスト

シンガー・ソングライター、ミュージシャン、プロデューサーであり、世界中で1500万枚以上のアルバムを売り上げ、ラテン・グラミー賞を4回受賞しているマリーザ・モンチ、待望の新作『ポルタス(PORTAS)』が本日2021年7月2日(金)、全デジタル・プラットフォームで配信開始となった。6月10日にリリースとなったリード・シングル「カルマ (Calma)」も大きな話題となっており、満を持してリリースされた本作も注目されることは必至だ。

◆マリーザ・モンチ 関連動画&画像


スタジオ録音のオリジナル・アルバムとしては『あなたが本当に知りたいこと(O Que Você Quer Saber De Verdade)』以来10年振り、SONY MUSIC移籍第一弾となるソロ・アルバムである本作は16曲で構成されており、アルナルド・アントゥニス、セウ・ジョルジ、ナンド・ヘイス、プレチーニョ・ダ・セヒーニャ、ダヂ、シルヴァ、ペドロ・ベイビーといった長年のパートナーに加えて、シコ・ブラウン(カルリーニョス・ブラウンの息子)、マルセロ・カメーロ、フロール(セウ・ジョルジの娘)フロルという新顔たちとのコラボレーションも実現。その素晴らしいキャリアを通じて培ってきたスキルがあってこそ生み出されるスタイルと流れによって、多彩なジャンルを織り交ぜるマリーザの能力を十二分に示した作品で、繊細なニュアンスで様々なテーマが展開、ソウルに満ちたヴォーカルを聴かせてくれる。ジャズとソウルを注入したコンテンポラリー・ブラジリアン・ポップの名盤といっていい内容に仕上がっており、ファンには待望の新作だ。


新型コロナウィルスのパンデミックにより、レコーディング、ミキシング、マスタリングはリオデジャネイロ、リスボン、ロサンゼルス、ニューヨークでリモート録音とともに行われた。その経験についてマリーザはこう説明している。「それほど難なく、すべてがうまくいったわ。もし飛行機に乗って会いに行くことができていたらトライしなかったことけどね。でも対面でやることが不可能だったからこの手を取ったけど、本当にうまくいったから、今後も(リモートで取り組むことは)ずっとやめないと思うわ」。アルバムのビジュアル・コンセプトはアートワークも含め、ブラジル人画家マルセラ・カントゥアリアが手掛けた。「最終的には、それぞれの感性をアートという作品に込める2人の現代女性の視覚と聴覚による対話になった。彼女は自分の作品に私とこれらの曲をとても素晴らしい解釈で反映させてくれたと思う。すべてのトラックと私自身の表現に、私の想像以上に力を与えてくれたと思うわ」とマリーザは語っている。


『PORTAS』

2021年7月2日(金)
https://SonyMusicJapan.lnk.to/Calma

■収録曲
01. Portas ポルタス
02. Calma カルマ
03. Déjà Vu デジャ・ヴ
04. Quanto Tempo クアント・テンポ
05. Medo do Perigo メド・ド・ペリーゴ
06. A Língua dos Animais ア・リングア・ドス・アニマイス
07. Praia Vermelha プライア・ヴェルメーリャ
08. Totalmente Seu トタルメンチ・セウ
09. Em Qualquer Tom エン・クァルケル・トン
10. Espaçonaves イスパッソナヴェス
11. Fazendo Cena ファゼンド・セナ
12. Sal サウ
13. Vagalumes ヴァガルーミス
14. Elegante Amanhecer エレガンチ・アマニェセール
15. Você Não Liga ヴォセ・ナォン・リーガ
16. Pra Melhorar プラ・メリョラール

◆マリーザ・モンチ オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報