今さら聞けない、“電音部”ってなに?
■『電音部』を彩る、4つのエリアに存在するキャラクターたち
『電音部』にはカルチャーの異なる4つのエリア(アキバ・ハラジュク・アザブ・シブヤ)が存在する。それぞれのエリアに住む「電音部」所属の3名のキャラクターが中心となり物語は進んでいくので、エリアごとに、その特徴を紹介していきたい。
▲アキバエリア
エリアキーワードは「成長」。
現在の秋葉原・神田を総称し「アキバ」と命名されたエリア。日本のシステムインフラの研究拠点で、近代化に伴い、オフィスが減り居住者エリアの人口が増えてきている。
その「アキバエリア」にあるのが、電子音楽の黎明期に活躍した文芸高校である外神田文芸学校。電音部に所属するのは、日高零奈(CV.蔀 祐佳)、東雲和音(CV.天音みほ)、茅野ふたば(CV.堀越せな)。
このコンテンツの主人公的な位置づけのエリアである。キャラクターボイスを担当しているのは、「ディアステージ」に所属するアイドルというのも特徴だ。
▲日高零奈(CV.蔀 祐佳)
電音部のセンター。父の影響でロボットアニメとプラモデル作りが趣味。よくドジを踏むが穏やかで純粋な少女。一つのことに集中すると人並み外れたパフォーマンスを発揮する。
▲東雲和音(CV.天音みほ)
電音部の部長であり、生徒会長。アキバでも名高いゲームプレイヤーで、DJの実力もかなりのもの。実は、2次元3次元問わず、かわいいものが大好き。
▲茅野ふたば(CV.堀越せな)
電音部のルーキー。親はアイドル劇場のオーナーで、劇場の空き時間にDJでアイドルソングをかけて踊るのが趣味。アイドル活動もしていて、普段はおとなしくて恥ずかしがり屋なのだが、DJやアイドルをするときは性格が変わってしまう。
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▲ハラジュクエリア
エリアキーワードは「和」。
日本の新区画計画によって、現在の原宿・表参道を総称し 「ハラジュク」と命名されたエリアで、DJ文化の世界的流行により人口が急増した「シブヤエリア」から独立した区画として誕生。独立以前よりシブヤと一線を画す“KAWAII”を全面に押し出したビジュアルと、神宮に影響を受けた和の融合が独自のカルチャーを形成している。
神宮前参道學園の電音部は、サブカルチャーに特化していて、その注目度も高い。所属するのは、桜乃美々兎(CV.小坂井祐莉絵)、水上 雛(CV.大森日雅)、犬吠埼紫杏(CV.長谷川玲奈)。いずれも個性的だ。
▲桜乃美々兎(CV.小坂井祐莉絵)
電音部の部長でありセンター。帝音国際学院の受験に失敗した経験から「打倒帝音」を掲げている。自分が世界で一番かわいく、世界で一番優秀で、世界で一番DJがうまいと思っている……というのは建前で、実は努力家。
▲水上 雛(CV.大森日雅)
全国的な人気を誇るイラストレーターで、趣味でネットDJをしていた。美々兎によって強制的に入部させられたこともあって、部の2人には振り回されてばかりなのだが、なんだかんだでやることはしっかりやる!
▲犬吠埼紫杏(CV.長谷川玲奈)
先祖代々巫女の家系でしがらみも多いので、DJでステージに立つことだけが心の癒しであり自分を解放する場となっている。無口なのは嫉妬心を隠すためで、本音は鍵垢に書きなぐっている……。
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