インストゥペンド、フル・アルバムをリリース

トロ・イ・モアやロスタム、韓国系アメリカ人シンガーソングライター/プロデューサーであるジェームス・アイビーとも共作し、型破りなサウンドデザインでファンを魅了し続けているブルックリン拠点のエレクトロ・アーティスト、インストゥペンドことエイダン・ピーターソンによる初のフル・アルバムが完成した。

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『Love Power A-to-Z』は、彼の得意とする陶酔感のあるメランコリックなサウンドを新たな方向性に向かわせているよう。今回は、中心からあえてズラすようなスタイリングのエレクトロ・ポップ、アブストラクトなアンビエント、そして機械的な作業音や効果音といった特殊な音をも取り込んでいるのが特徴だ。およそ18ヶ月にわたる作曲とレコーディングによって生まれた今作は、理想化、信仰心、そして真正性の捉えどころのなさといったテーマを探求する内容と言えるだろう。エレクトロニックかつ心地よいサウンドに、ジェイムス・ブレイクにも通じる自らのヴォーカルを被せた楽曲の完成度は高く、今後さらなる注目を集める事を予感させる。なお日本盤には、ボーナス・トラックを追加収録している。



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