矢野顕子、デビュー45周年を飾るアルバム『音楽はおくりもの』8月発売
1976年7月25日のデビューアルバム『JAPANESE GIRL』リリースからまもなく45周年を迎える節目の年に、矢野顕子がオリジナルアルバム『音楽はおくりもの』をリリースすることが決定した。
昨年3月に三味線奏者の上妻宏光とのユニット“やのとあがつま”としてアルバムを発表し、先日コロナ禍で延期となっていた1年越しのツアーを終えたばかりの矢野だが、矢野顕子名義でのアルバムは2018年11月に発表した全編コラボレーションによる『ふたりぼっちで行こう』以来約3年ぶり。今作『音楽はおくりもの』の詳細は後日発表されるとのことだが、このアルバムのために新たに制作された多数の新曲のほか、コロナ禍のNYと日本をリモートで繋ぎ制作された「愛を告げる小鳥」、アニメ主題歌としても好評を博したという「大家さんと僕」、さらにはスペシャルなカバー曲を含む全10曲を収録予定だ。
また本作は、林 立夫、小原 礼、佐橋佳幸を迎え全編を通しバンド編成にこだわって制作された。なお、バンド編成でのフルアルバムは2008年に発表された『akiko』以来約13年ぶりとなる。また本作の“45周年記念限定盤”と銘打たれた初回盤には、昨年2020年12月に行われた<さとがえるコンサート2020>のライブ映像を収録したBlu-rayが付属することも決定。<さとがえるコンサート>は矢野顕子にとって毎年恒例の公演だが、昨年は、予定されていたライブや来日の延期や中止を余儀なくされたもどかしい状況のなか、観客の人数を絞ってではあるが久々に観客の前での演奏が実現し、例年以上に感慨深い特別な公演となった。Blu-rayには、この日パフォーマンスされた代表曲「春咲小紅」「ラーメンたべたい」「クリームシチュー」から、新曲「愛を告げる小鳥」まで全17曲が収録される。
また、矢野顕子からコメントも到着している。
◆ ◆ ◆
辞世の句というものがある。自分が世を去る前にあらかじめ用意しておくものもあるらしい。
矢野顕子の場合、『音楽はおくりもの』はそういうものかもしれない。
ポップソングを作り続けて何年経ったのかわからないが、こういうものが作れたこと、そして一緒に作り上げる仲間に恵まれて、わたしは幸せです。すっごく。
── 矢野顕子
◆ ◆ ◆
本日よりCDの予約受付もスタート。さらに、スタッフが更新するInstagramアカウントも開設された。
NEW ALBUM『音楽はおくりもの』
■45周年記念限定盤 (CD + Blu-ray) VIZL-1833 / 7,480円(税込)
●CD収録内容(*限定盤・通常盤共通)
配信中の「愛を告げる小鳥」、「大家さんと僕」を含む全10曲を収録。
(収録曲詳細は後日発表いたします)
●Blu-ray収録内容(*限定盤のみ)
昨年12月13日にNHKホールにて行われ貴重なLIVEとなった「さとがえるコンサート2020」をBlu-rayにて高画質で収録。
■通常盤(CD / 紙ジャケ仕様) VICL-65453 / 3,300円(税込)
■レコード(1LP) VIJL-60245 / 4,950円(税込)
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