Night Tempo、原点・中山美穂の楽曲をリエディット
韓国人プロデューサー/DJのNight Tempoが、昭和グルーヴシリーズの第8弾として『中山美穂 – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』を6月18日にリリースする。
◆ジャケット画像
今回取り上げたのは、80年代アイドルの最高峰の一人で、今なお女優、歌手として現役で活動を続ける中山美穂。今作では彼女の代表曲「CATCH ME」「WAKU WAKUさせて」をオフィシャル・リエディットしている。
Night Tempoが幼少の頃、初めて聞いた昭和ポップスが中山美穂の「CATCH ME」だ。多くのインタビューでも語っているように、この曲に衝撃を受けたNight Tempo少年は、作者である角松敏生の作品を更にディグしていく中で、ジャパニーズ・シティポップへと傾倒していくことになったという。念願叶ってキャリア原点の楽曲「CATCH ME」のオフィシャル・リエディットが実現した。
今回のジャケットも一連の「昭和グルーヴ」シリーズを手掛ける韓国のイラストレーター、tree 13によるもの。中山美穂のシングル「CATCH ME」をモチーフにしたカラフルでポップなイラストに仕上がっている。
▲Night Tempo/『中山美穂 – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』
『中山美穂 – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』
1.CATCH ME (Night Tempo Showa Groove Mix)
作詞・作曲:角松敏生/リエディット:Night Tempo
オリジナルは中山美穂11枚目のシングルとして1987年10月にリリース。当時、彼女が主演していたフジテレビ系ドラマ『おヒマなら来てよネ!』の主題歌に起用され、彼女にとって初のオリコン・シングル・チャートで週間1位を獲得という記念すべき楽曲。そして、この楽曲を作詞・作曲・プロデュースを手掛けたのは、ジャパニーズ・シティポップの代名詞的アーティストの一人、今も第一線で活躍するシンガー・ソングライターの角松敏生。Night Tempoが「神」と呼ぶ角松氏作品のオフィシャル・リエディットを手掛けるのは2019年に発表した杏里「Remember Summer Days」「Lady Sunshine」(『杏里 – Night Tempo presents ザ・昭和グルーヴ』収録)以来。同年12月に行われた角松氏のコンサート・バックステージで奇跡の対面を果たしているNight Tempo、思い入れの強いこの曲を、グイグイ引っ張る力強いグルーヴで見事、令和スタイルへ昇華。
2.WAKU WAKUさせて(Night Tempo Showa Groove Mix)
作詞:松本隆/作曲:筒美京平/リエディット:Night Tempo
彼女の8枚目のシングルとして、Night Tempoが生まれた年、1986年の11月にリリース、彼女の代表曲の一つとして語られながらも、オリコン・シングル・チャートでは最高位3位。こちらも本人主演のフジテレビ系ドラマ『な・ま・い・き盛り』主題歌に起用された。この楽曲を手掛けたのは稀代のヒットメイカー・コンビである、松本隆氏(作詞)と筒美京平氏(作曲)。この主張の強いアッパーな楽曲をNight Tempoは原曲へのリスペクトを込めて丁寧且つアグレッシヴなビートでリエディット、令和のダンスフロアで機能するトラックが完成した。
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