イゴール・キリレンコによるソロプロジェクト“ヒドゥン・エレメント”、3部作最終章となる「Cycles」リリース

イゴール・キリレンコのソロプロジェクト“ヒドゥン・エレメント”が、3部作の最終作となるEP「Cycles」を自身が主宰するレーベル”Thousand Kisses Place”からリリースする。

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“ヒドゥン・エレメント”は、2011年より活動をスタート。当初はデュオとして活動していたが、現在は自身のソロプロジェクトになっている。数年に渡り、Med School、Absys、Pinecone Moonshineを含む様々なレーベルから楽曲をリリースし、ロンドン・エレクトリシティやエンター・シカリといったトップアーティストのリミックスを手掛け、ウクライナとアメリカでツアーを行ってきた人物だ。またキエフを拠点とするレーベル“Thousand Kisses Place”を、「キエフ・アカデミー・オブ・メディア・アーツ」の創設者であるセルゲイ・ボヴクと共に共同運営している。同レーベルは、広い意味での絶えず変化するでスマートなブレイクビーツ音楽に焦点を当てており、プログレッシブ・パーティ、定期的なライブストリーム、オーディオビジュアル・コラボレーションのための活気あるスポットとなっている。

「Cycles」は、前作「Comparisons」「Kontinuum」とともに、2017年から2020年にかけて制作されたトラックで、その中には1年間のアメリカでの生活も含まれており、カリフォルニアでの困難な時期を過ごしたことから、自己と向き合い、その結果としてキエフに戻るという彼の個人的なプロセスを反映している作品。このEP3部作はトラック「Sound Of」で始まり、Throwing Snowによる「Sound Of」のリミックスで終わり、サイクルは終わりを迎え、語り手は旅が始まった場所に戻ってきた。なおダンストラック3曲、アンビエントメディテーション、Throwing SnowとNocowによるリミックス2曲が収録されている。


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