コアレス、5年の沈黙を経て新曲公式MV公開

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エレクトロニック・ミュージックの世界でもひときわ異彩を放ち、FKAツイッグスやジェイミーxx、サンファ、マウント・キンビー、カリブーらが絶大な信頼を寄せているプロデューサー、コアレス。ソロとしては5年という長い沈黙を経て今回新曲「BlackRainbow」をリリースし、公式ミュージックビデオを公開した。

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自然に囲まれたウェールズ北部沿岸にある田舎街で生まれ育ったコアレスことルイス・ロバーツは、海洋学を学んぶかたわら、ポップスやエレクトロニカ、ハウスなどを吸収しエレクトロニック・プロデューサーとしてのキャリアに足を踏み入れた。2011年にデビューEP『4D』をリリースし、英レーベルYoung(旧:Young Turks)と契約。その後サンファとのコラボを手掛けるほか、業界を震撼させたEP『Yūgen』を発表し、各メディアから注目の新人アーティストとして挙げられるなど世界中から彼へのデビュー・アルバムへの期待が高まっていたものの、その後は沈黙を保っていた。一方で、FKAツイッグスが2019年にリリースした『MAGDALENE』のプロデュースを手掛けたほか、カリブーやパフューム・ジーニアスらのリミックスを手掛けるなど、多くの著名アーティストからのラブコールは絶えなかった。

沈黙を破る形で今回リリースされたシングル「Black Rainbow」は血流が速まるような緊張感のあるサウンドで展開される。MVはコアレスの弟をフィーチャーし、プラダやカルティエなどの映像制作を手掛けるアレックス・ターヴェイが監督。70年代のBBCのカルト的ドラマ「Penda’s Fen」や英国伝統のチーズ転がし祭りの映像などにインスパイアされたという。再始動したコアレスの今後の動きには目が離せない。


「Black Rainbow」

2021年5月13日(木)
BEAT RECORDS / YOUNG
https://koreless.ffm.to/blackrainbow-moonlight

◆Beatink オフィシャルサイト
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