ダンコ・ジョーンズ、ジェイムズ・ヘットフィールドの「ワクチンに懐疑的」発言を批判

ポスト
Photo by Anton Corbijn

カナダのロック・バンド、ダンコ・ジョーンズが、メタリカのジェイムズ・ヘットフィールドが「ワクチンには懐疑的」と発言したことを非難した。

◆関連画像

ヘットフィールドは3月終わり、『The Fierce Life』ポッドキャストの対談で、「俺はワクチンを接種することにはちょっと懐疑的だ。でも、世の中で広まっているようだし、俺の友人の多くも接種している。でも、パスポートにコロナ・スタンプか何かが必要ってとこまでは行ってほしくない。そうなったら、俺はそのとき決断を下す。俺ら、アフリカへ行くとき、ワクチンを打った。だから、ワクチンを接種したことがないわけじゃない。でも、子供のときは宗教(クリスチャン・サイエンス)が理由でワクチンを受けたことはなかった。アフリカのサファリに行くとき唯一受けただけだ」と話していた。

これに対し、ダンコ・ジョーンズのTwitterには、フロントマンのダンコ・ジョーンズからと思われる以下のようなコメントが投稿された。「まず第一に、驚きではない。次に、すでに特定の国へ旅行するときには、黄熱、ポリオ、髄膜炎菌性髄膜炎のワクチン接種の証明が必要とされている。これだけツアーやっていて、どうやったらジェイムズ・ヘットフィールドはそれを知らずにいられるのか?」

続けて、影響力のある人が新型コロナウイルスのワクチンに懐疑的と公言するのは、危険なほどに無責任で、ワクチン躊躇の傾向をさらに強めると非難した。





発言がニュースになったことやジョーンズからの意見に関し、現時点、ヘットフィールドからコメントはなされていない。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報