須澤紀信、ニュースタンダードを描いたEPを7月発売＋MV連続企画第二弾公開

シンガーソングライター須澤紀信が7月21日、EP『遠近法-Reconstruction of perspective-』をリリースすることが発表となった。これに伴って本日5月7日、EP先行シングル「希望のうた」の配信がスタートしたことに加え、同楽曲のミュージックビデオも公開となっている。

◆須澤紀信 動画 / 画像

前オリジナルアルバム『半径50センチ』から1年9ヶ月ぶりの音源となるEP『遠近法-Reconstruction of perspective-』はストーリーテラーの才能が開花した作品だ。『半径50センチ』はそのタイトル通り、手の届く範囲に焦点を当てたもので、身近な日常から生まれる12のストーリーを綴った。そして『遠近法-Reconstruction of perspective-』は、1年前から続く新型コロナウィルスによって、肘でのタッチ、マスク越しの会話、オンラインでの授業やテレワーク等、新しく生まれたコロナ禍の“ニュースタンダード”とよばれる“距離感”の中で、過去の常識との間で生まれる“孤独”を独自の視点を通して再構築した全5曲を収録。歌いあげたのは「一人だけど孤独ではない」という想いだ。また、今作から新たに音楽プロデューサーのヤマサキテツヤ氏を迎えたことをはじめ、作詞家も取り入れるなど、制作スタイルを一新。ストレートなメッセージはそのままに、新しいサウンドに挑戦している。

先行配信シングル「希望のうた」は、“連続ミュージックビデオ企画”の第二弾としてミュージックビデオも同時公開。映像監督を務めたのは、スカイピース、ばんばんざい、なこなこチャンネル、しばなんチャンネルなど、数々のアーティストやYouTuberのミュージックビデオを手掛ける新進気鋭の柴田海音監督だ。描かれたのは胸を抉る青春ストーリーで、ミュージックビデオ第一弾「考えたくもない」と同キャストで送る映像は、“失ってから分かる大切なもの” “別離、孤独からの第一歩”をテーマにしたドラマチックなショートムービーとして届けられる。

なお、入場無料のフリーライブ＜須澤紀信 史上最大のフリーライブ「浮力」＞が5月23日(日)、東京・上野 水上音楽堂にて開催されることも決定した。以下に、フリーライブに関する本人のコメントをお届けしたい。

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「昨年からのコロナ禍でここまで活動を制限されてる中で、歌には沈んだ心を浮き上がらせる、泡のような、空気のような“力”があると思っており、そんな歌を歌いたい、そしてたくさんの方に届けたいという想いで、イベントタイトルは『浮力』に決めました。
会場も広い公園内の野外ステージなので、リラックスしてもらえる休日のひと時になれば嬉しいです。今回はギターとキーボードのバンドメンバーを加えた初めてのトリオ編成で、歌の力を信じて演奏します」──須澤紀信

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