ピーター・グリーンの回顧本、デヴィッド・ギルモアとカーク・ハメット参加の曲を収録

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出版社のRufus Publicationsが2020年1月に制作中だと明かしていた、元フリートウッド・マックのピーター・グリーンの本と音楽のプロジェクトが完成し、この秋、彼の誕生日に合わせ出版されることとなった。

◆ピーター・グリーン画像

グリーンの人生とキャリアをヴィジュアル・ブックで振り返る『Peter Green - Albatross Man』は、生前のグリーンと共に取り組み、4年の年月を費やし作られた。本の方向性や細部に関しては、完全に彼の管理下にあったという。

本には、60年代後半にグリーンが母親の家でヴォーカルを録音したテープをもとに、デヴィッド・ギルモアとメタリカのカーク・ハメットが参加し再生した曲2つが収録される。ギルモアは「Need Your Love So Bad」に、ハメットは「Man Of The World」にギターの演奏を加えた。「Need Your Love So Bad」のプロデュースはLaurie Lathamが担当。「Man Of The World」はミック・フリートウッドがドラムをプレイし、ボブ・ロックが完成させた。どちらの曲もグリーンが承認している。

ハメットは2020年1月にグリーンとの2ショットをインスタグラムに投稿していたが、それは、この曲をロンドンのアビー・ロード・スタジオでレコーディングした後、彼の家を訪問したときに撮影されたものだった。ハメットは現在、グリーンが愛用していたギター“Greeny”の所有者で、それを使用し「Man Of The World」をレコーディングした。

『Peter Green - Albatross Man』は10月29日に出版される。


ピーター・グリーンは2020年7月25日に73歳で永眠した。

Ako Suzuki
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