スリップノットのクラウン「ツアーやりたいし、みんなとハグしたいからワクチンは接種する」

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Photo by Alexandria Crahan-Conway

スリップノットのクラウンことショーン・クラハンは、他人から何かやれと言われるのは好きではないが、新型コロナウイルスのワクチンは別で、自分の番が来たら絶対に接種するという。

クラハンは自身のインターネット番組『The Electric Theater with Clown』で、ワクチンの話題が上るとこう話した。「俺はインフルエンザの予防接種は20年間打ってない。それでも20年間、インフルエンザにはかかっていない。でも、これに関しては一歩踏み込んで話をさせてくれ。俺はワクチンに賛成するかって? どこに賛成するかは、わからない。それに、俺は誰かに何かをやれと言われたくない。でも、これは違う……」

「カナダでは、入国するのにワクチン・パスポートが必要になると聞いた。どこかへ行くのにインフルエンザの予防接種を受けたことはない。でも、これからは仕事するのに、ワクチンを受けていなければならなくなるだろう」「俺はツアーをやりたい。俺は受けるよ。ファンとまたハグできるようになりたいからな」

「俺は絶対に接種する。でも、待たないとな。俺は健康で、俺が住んでる場所には俺より先にそれを必要としている人たちがいる」

彼が住むアイオワでは、これまでに39万人以上が陽性と判定され、5,893人が亡くなったという。

スリップノットは現時点、6月終わりにヨーロッパでツアーを再開予定だが、ヨーロッパでのサマー・ツアーを来年に延期するバンドは多く、彼らもそうせざるを得ないかもしれない。

Ako Suzuki
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