【ライブレポート】B.O.L.T、2部構成ライブ<BOLTSPRING 2021>完遂
B.O.L.Tが4月18日、東京・KANDA SQUARE HALLにてライブイベント<BOLTSPRING 2021>を開催した。
◆ライブ画像
同イベントは、メンバーの青山菜花・白浜あやが今年2021年4月に新中学一年生となったこと、また一時休養を経てダンスパフォーマンスを制限していた高井千帆の完全復活もテーマのひとつとして、1部・2部に分けて行なわれたもの。
1部では、白と青が印象的なワンピース風の新衣装に身を包んだメンバーが登場。5月19日発売の新曲「スマイルフラワー」、そして「夜更けのプロローグ」とB.O.L.Tらしいロックな曲が冒頭から続くと、この日のために集まったファンに笑顔の輪が広がる。自己紹介では、「完全復帰してから単独ライブはこれが初めてなので、たくさんみんなと一緒に暴れて楽しみたいと思います!」と高井が意気込み、青山、白浜は中学生になって初のワンマンライブに気合が入ったコメントを伝えると、集まったファン達は待ちわびた春の訪れを万雷の拍手で歓待した。今年から始まった<BOLTSPRING>。これはB.O.L.Tの春の風物詩イベントとしての位置づけとSPRING(=バネ)のように弾けるさまをかけたタイトルということがメンバーの高井千帆から明かされると、ファンはなるほどといった納得の面持ちでMCに聴き入った。
中盤パートでは「スーパースター」「axis」などと言った“聴かせる曲”を固めてくるなど<BOLTSPRING 2021>の1部は魅せるライブに。鮮やかな照明と会場を埋めるペンライトに踊るB.O.L.Tはまさに春爛漫と言った雰囲気で、ファンは思い思いに楽しみながらB.O.L.Tの春を満喫。
MCでは新中学一年生になった青山菜花・白浜あやの中学生エピソードトークに花が咲く。青山は「色々な教科の授業をするようになったんですけど、今、理科の単語を単語表で覚えてます!最近覚えたのは哺乳類!」白浜は「体育の授業の時に、知らない友達にお願いごとをした」という不思議なエピソードをかまし、この春新しく開いた扉の話にひとしきり盛り上がったところで、次の曲「わたし色のトビラ」へ。しっとりと歌い上げ、パフォーマンスを見つめるファン達は自身の学生時代のことを思いながら歌詞の世界に浸り込んだ。
続いてのパートでは、「淡い空」から5月発売の2ndシングル カップリング曲「OUR COLOR」を初披露。思わぬ新曲の登場にもかかわらず、すぐに会場全体の拳が上がりこの日一番の盛り上がりを見せた。そしてB.O.L.Tを象徴する楽曲「ここから」と続き、拍手と共に本編の幕が閉じた。
まだまだ物足りないと言わんばかりのアンコールを求める拍手が鳴り響き、メンバーはこの日のライブTシャツに身を包み再び登場。「星が降る街」「宙に浮くぐらい」と続け、ドラマ主題歌にもなった「Don’t Blink」を披露して1部が終了した。
2部では、制服風衣装に身を包んだメンバーが登場。新学期らしく春らしい演出に集まったファン達は大いに盛り上がった。「BON-NO BORN」「宙に浮くぐらい」とB.O.L.Tらしいロックな曲が続き、中盤パートでは3月27日に開催された<SHAONKAI〜あやなの(小6)小学生ラストライブヤリマス!!!!〜>で披露された「決意の小6ピアニカ・リコーダーセッション」を再演した。このパートは、メンバーの青山菜花・白浜あやが小学生を卒業することをテーマに開催されたライブで演奏されたピアニカとリコーダーでB.O.L.T楽曲メドレーを披露するというもの。3月に引き続き、今回も大成功に収めて会場は温かい拍手に包まれた。
続いてのパートでは、メンバーの内藤るな・高井千帆が所属していたB.O.L.Tの前身となるアイドルグループ「ロッカジャポニカ」の楽曲を披露。「タンバリン、凛々」「ぶっちぎりデイズ!!」をパフォーマンスし、集まったファンからの力強い拍手が鳴り止まず会場は大いに盛り上がった。そんなファンの歓喜に答えるように、その後MCで青山は「もっと踊れるようになりたい」、白浜は「このカバーを通して2人に近づくことができたと思う」と達成感と明るい未来への希望をファンに示した。
その後、なんとコアラモード. 小幡康裕から4月11日に誕生日を迎えた白浜あやへの誕生日お祝いコメントが音声で流れ、事前に録音された小幡康裕のピアノ演奏で「はじめてのチュウ」をソロで白浜が熱唱。この演出は先日テレビ番組で共演したことを受けて実現したもの。白浜のパフォーマンスにメンバーも「やったー!やったー!やったよー!あやちゃんの大好きなオレンジがいっぱいで綺麗。」それを受けて白浜は「みなさんがオレンジのサイリウムで応援してくれて自信を持って歌うことができました!」と、そこにサプライズでケーキが登場し、会場みんなで白浜の誕生日を祝った。
本編ラストは、5月19日発売の新曲「スマイルフラワー」、そして「寝具でSING A SONG」と続き、拍手と共に本編の幕が閉じた。
アンコールを求める拍手は鳴り響き、メンバーはこの日のグッズのTシャツに芋ジャージを身にまとい、動きやすい装いで再び登場。なんと先ほど披露したばかりの「はじめてのチュウ」がパンクロック・英詞でアレンジされた「My First Kiss」をカバー。再度、意表をついた演出にファンは拳を振り上げてアンコールを盛り上げ、2ndシングル カップリング曲「OUR COLOR」も1部に続き披露された。
最後のMCで青山は「ファンの皆さんもこの場を盛り上げてくださって、ありがとうございます。ライブの練習期間大変だったり、やばいと思ったこともありましたが、毎年できるように努力していきたいと思います。」、内藤は「星が降る街の景色を見て、また新たな大発見ができて、今日が一番になったかなと思います。」、高井は「完全復帰して初の単独できて嬉しさと体力面での不安とかがありましたが、1回1回が特別なライブになるように、みなさんに最高なものを届けたいなと思っていました。B.O.L.Tの芯の部分を考えさせられて今日が大きな第一歩になったライブになりました。」と振り返り、最後に白浜は「今日ここまで来るのに苦戦したり不安があったけど、メンバーや先生たちが支えてくれて、みなさんが応援してくれているからできているんだと思います。みなさん、お誕生日をお祝いしてくださったりライブを楽しんでくれることが本当に嬉しいです。」と話した。
最後はこれまで、そしてこれからのB.O.L.Tの歩みを感じてほしいという意味も込めて、「足音」を披露しライブは幕を閉じた。
B.O.L.Tは、5月19日に2ndシングル「スマイルフラワー」を発売予定。今後のスケジュールやリリース情報は、オフィシャルサイトやTwitterで随時更新される。
撮影◎笹森健一
セットリスト
M1. スマイルフラワー
M2. 夜更けのプロローグ
〜MC〜
M3. スーパースター
M4. axis
M5. SLEEPY BUSTERS
M6. 足音
〜MC〜
M7. わたし色のトビラ
M8. BON-NO BORN
M9. 寝具でSING A SONG
〜MC〜
M10. 淡い空
M11. OUR COLOR(初披露)
M12. ここから
EN1. 星が降る街
EN2. 宙に浮くぐらい
〜MC〜
EN3. Don‘t Blink
◆ ◆ ◆
■2部
M1. BON-NO BORN
M2. 宙に浮くぐらい
〜MC〜
M3. Don‘t Blink
M4. SLEEPY BUSTERS
M5. axis
〜MC〜
M6. 決意の小6ピアニカ・リコーダーセッション
〜MC〜
M7. タンバリン、凛々
M8. ぶっちぎりデイズ!!
M9. 淡い空
〜MC〜
M10. はじめてのチュウ
〜MC〜
M11. スマイルフラワー
M12. 寝具でSING A SONG
EN1. My First Kiss
〜MC〜
EN2. OUR COLOR
EN3. 星が降る街
〜MC〜
EN4. 足音
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