ヤマハのデジタルサックス「YDS-150」、ギターアンプ「THR-II」が「Red Dotデザイン賞」「iFデザインアワード」を受賞

ポスト

ヤマハの楽器関連製品が国際的に権威のあるドイツのデザイン賞を相次いで受賞。デジタルサックス「YDS-150」とギターアンプ「THR-II」が、「Red Dotデザイン賞」と「iFデザインアワード プロダクトデザイン部門」で受賞を果たした。

特に「YDS-150」は、「Red Dotデザイン賞」の最高賞である「Best of the Best」に選出された。また、「THRシリーズ」としては、初代モデル「THR」(2012年「Red Dotデザイン賞」、2013年「iFデザインアワード」)に続く両デザイン賞受賞となる。


「Red Dotデザイン賞」は、ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する国際的に権威のあるドイツのデザイン賞。「プロダクトデザイン」「ブランド&コミュニケーションデザイン」「デザインコンセプト」の3部門から構成される。ヤマハは1997年から応募を続けており、今回で合計26件目の受賞となった。また「YDS-150」の「Best of the Best」受賞は、サイレントブラス「SB-7」(1997年)、サイレントチェロ「SVC-200」(2000年)、エレキギター「Revstar」(2017年)に続く4度目の最高賞獲得となる。

「iFデザインアワード」は、ドイツ・ハノーファーを拠点とするデザイン振興のための国際的な組織「iF International Forum Design GmbH」が主催しているデザイン賞で、1953年以降、68年にわたって全世界の工業製品などを対象に優れたデザインを毎年選出している。ヤマハでは1999年から合計17件のデザインが受賞しており、今回で合計19件目の受賞となった。


デジタルサックス「YDS-150」は、「いつでも、どこでも、だれでも演奏の楽しみを味わえるサクソフォン」をコンセプトに開発されたまったく新しい管楽器。2020年11月発売。

サクソフォンの本格的な表現力をそのままに静音化を実現し、より気軽に、より身近に演奏を楽しめる。息を吹き込むだけですぐに音を出すことができ、息の圧力により繊細な音量や音色の変化をつけることができるので、管楽器初心者から経験者まで奏者の表現したいことに応えてくれる。アコースティックサクソフォンに先進のデジタル技術を融合させた「ベル一体型アコースティック音響システム」は、奏者がアコースティックサクソフォン特有の響き、振動を身体で感じながら演奏を楽しむことを可能とし、奏者と楽器との一体感を生み出す。


ギターアンプ「THR-II」は、ステージやスタジオを離れてもいつでもギターを弾いていたいギタリストのニーズを満たすデスクトップアンプとして、ヤマハが2011年に発売したギターアンプ「THRシリーズ」の第2世代モデル。2019年10月発売。

進化したリアルなアンプサウンドを備えつつ、上位モデルではフルワイヤレス機能を搭載し、現代ギタリストのニーズに応える。「操る感覚」を感じながら直感的に操作できるスイッチやツマミ、真空管アンプのような灯りを再現したスピーカーグリルなど、「ギターを弾く高揚感」を味わえるデザインとしている。
この記事をポスト

この記事の関連情報