全米アルバム・チャート、ラッパーRod Waveが初の1位
今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、ラッパー、Rod Waveのサード・アルバム『Soulfly』が初登場で1位に輝いた。ファースト『Ghetto Gospel』(2019年)の最高位は10位、セカンド『Pray 4 Love』(2020年)は2位と徐々に順位を上げ、サードで初の全米1位を獲得した。
先週首位に初登場したジャスティン・ビーバーの『Justice』は2位に後退。3位にラッパー、NFのミックステープ『CLOUDS (THE MIXTAPE)』がチャート・インした。NFにとって、1位を獲得したスタジオ・アルバム『Perception』(2017年)、『The Search』(2019年)に続く3作目の全米トップ3ヒットとなった。
キャリー・アンダーウッドの新作『My Savior』は4位に初登場。彼女はこれでスタジオ・アルバム8作全てがトップ5圏内に入った。その内、セカンド『Carnival Ride』(2007年)、続く『Play On』(2009年)、『Blown Away』(2012年)、前々作『Cry Pretty』(2018年)の4作が1位に輝いている。
今週はこのほか、ラッパーKey GlockとYoung Dolphのコラボ・アルバム第2弾『Dum and Dummer 2』が8位、NY出身のインディ・ポップ・グループAJRの4枚目のスタジオ・アルバム『OK ORCHESTRA』が10位に初登場した。
Ako Suzuki