サミー・ヘイガー、ロックダウン中「ネガティブな人間じゃないから歌詞に苦戦」
パンデミックでツアーができない代わりに音楽の制作に勤しむミュージシャンも多いが、サミー・ヘイガーはそれができずにいるという。
◆サミー・ヘイガー画像
彼は『Forbes』誌のインタビューで、その理由をこう説明した。「アイディアは100万とある。でも、歌詞に苦戦している。何故なら俺はネガティブな人間ではないからだ。いまはネガティブなことがいっぱいあり、ネガティブな時期のようだ。そして、俺はそれについては書きたくない。ロックダウンされていることについての曲は書きたくないんだ。だから、俺のバンドとカヴァー・ソング主体、新曲1つの“ロックダウン・セッションズ”をやった。俺はそういうレベルのクリエイティブでいたわけだ」
サミー・ヘイガー&ザ・サークルは1月、昨年行ったこのリモート・セッションをアルバム『Lockdown 2020』としてリリースした。ザ・フーの「Won’t Get Fooled Again」、ヴァン・ヘイレンの「Good Enough」「Right Now」「Don't Tell Me (What Love Can Do)」、ボブ・マーリーの「Three Little Birds」、AC/DCの「Whole Lotta Rosie」、デヴィッド・ボウイの「Heroes」などのカヴァー・ソングに加え、新曲「Funky Feng Shui」が収録された。
ヘイガーは、ツアーができない日々を、「俺の他のビジネス・ベンチャーの対応」に費やしているという。
ヘイガーは今月半ば、「俺は誰よりも注射が嫌いだ。でも、家族、友人、自分も含め誰のことも危険にさらさず、ライヴ・コンサートや世界中を周る生活に戻りたい」と、新型コロナウイルスのワクチン2回目を接種したことを報告していた。
Ako Suzuki
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