【インタビュー】三浦風雅「Fans'によって、ファンとの絆が深まった」
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スタイリッシュな楽曲や卓越した歌唱力、端正なルックスなどから高い人気を得ている三浦風雅。そんな彼は、2020年Twitter上で運営されるファンクラブを開設したことで話題を呼んだ。彼がファンクラブのプラットフォームとして利用しているFans'は、Twitterアカウントを持っていれば誰でも簡単に、しかも無料でファンクラブを作れる画期的なシステムとして大きな注目を集めている。
三浦風雅とFans'という2つの魅力が組み合わさったことを受けて、彼にFans'の詳細を聞くと共に、今年の活動に向けた展望なども話してもらった。彼を応援しているリスナーはもちろん、ファンクラブ設立を考えているアーティストやクリエイターなどにも、ぜひ読んでいただければと思う。
──そもそもFans'を利用しようとしたきっかけは?
三浦風雅:多くのアーティストがそうだったように、僕も2020年はコロナの影響で思ったように活動できなかったんです。そういう中で、ファンの皆さんと会えない期間をなんとか埋められるようなものや、心をつなぎとめられるようなものはないかなと思って、いろいろ探していたんですね。そうしたら、僕のスタッフがFans'というシステムがあって、ファンクラブみたいなものを作れるよと教えてくれたんです。ファンクラブを作るというと事務所に所属していたり、ある程度のレベルまでいっている人じゃないと難しいというイメージがあったんですよ。Fans'はそういうことをフラットにしてくれる新しい発想のシステムで、すごく興味を惹かれたんです。
──誰でも簡単に無料でファンクラブを開設できるのは魅力的ですよね。事務所に所属していなかったりメジャー契約をしていなくても大勢のファンを抱えているアーティストは多いので、Fans'は今の時代にマッチしていると思います。
三浦風雅:YouTubeやSNSが浸透して誰でも発信できるようになって、今はミュージシャンやアイドルに限らず、クリエイターやいろいろなジャンルの熱心なマニア、有名店のオーナーというような人達が大勢のファンを抱えていたりする時代ですからね。Fans'みたいに発信者側に負担がかからない形でファンクラブを運営できるというのは、ファンだけのコミニュティとして活用しやすいし、なにより続けやすい思う。Twitterと連携しているからファンとつながりやすいですし、より多くの方に知ってもらえるチャンスもありますよね。
──Twitterですから、テキストや写真、動画など様々なコンテンツを発信できますが、三浦さんは主にどんなものをアップしていますか?
三浦風雅:通常のSNSには載せていない写真とか撮影のときのオフショット、ファンクラブ限定の動画、オンライン配信イベントとか。あと、最近ではまだどこにも公開していないデモ段階の楽曲の公開などもしたりしています。
──デモ音源も?
三浦風雅:はい。デモ音源というのは、本来あまり出したくないんですよ。ちゃんとできあがったものを聴いてもらいたいけど、逆にファンの人は制作途中のものも聴いてみたいんじゃないかなと思って。ファンクラブという限定された枠の中ではさらけ出してもいいだろうということで、アップすることにしました。音源に限らず、写真や動画にしても完成したものよりもラフなものとか、プライベートな部分が伝わるようなもののほうがファンの人は喜んでくれるんじゃないかなと思うんですよね。そういう部分は普通は見れないし、特別感を出すという意味でも、ここでは自分の素顔が伝わるようなものをどんどん見せていこうと思っています。
──Fans'の情報出しはTwitterがベースですから、ファンからのリアクションもダイレクトで早いですよね。
三浦風雅:コンテンツをアップするとすぐにコメントを送ってくれたり、“いいねボタン”を押してくれたりします。発信したものに対して反応があるのは嬉しいし、ファンの人をより身近に感じられるんですよね。普通のTwitterでもファンの人とやり取りできるけど、ファンクラブは非公開でいわゆる閉じられた世界で、誰でも見れる場ではないので、ファンの人もコメントしやすいんだと思います。オープンな状態のSNSよりも深い話ができますし、「ファンとしてはこういうことをしてもらえると嬉しいです」とか「こういうこともやってみたら、より多くのリスナーが興味を持つと思います」...というような情報をくれたりするんです。「これはオープンなSNSでは言いたくなくて、風雅君だけに教えたいんです」ということで、ファンの方とより近い関係性になれたことを感じています。
──年に数回発行のファンクラブ会報ではなく、リアルタイムで情報をプッシュできることも利点ですよね。
三浦風雅:そう。急に決まったことがあったりするとバンバンアップしています。ファンクラブに関してはリアルタイムで情報を出すことを重視しているので、様々なコンテンツを不定期にはなりますがアップして常に最新の三浦風雅に触れてもらえるようにしています。それに、Twitter上ということで拡散もしてもらえるので、三浦風雅がファンクラブをやっているよというのが広まりやすいというのもありますし。僕にとってはプラスなことばかりです。
──今後やってみたいことなどはありますか?
三浦風雅:すごくベタですけど(笑)、ファンクラブ限定のライブとかディナーショーみたいなものはやりたいですね。あとね、僕らはスタッフの人数がすごく少ないので、逆にファンの人にスタッフとして入ってもらうのもありかなと思っているんです。一歩間違えれば怖いことですけど、ファンというのは一番三浦風雅を応援してくれている人なので、そういう人の熱量をスタッフにいれることで士気が高まるんじゃないかなと思うんです。実は、一般から募集して、現にスタッフとして一緒にお仕事してもらってる方もいます。デザイナーや、SNS戦略チーム、マネージャー、スタイリスト、ヘアメイク、作曲家、作詞家など、それぞれみなさん特技や、今されているお仕事で培ったものがあるので、それをされに生かせる現場として三浦風雅にお力を貸して頂けたら…なんて思ってます。メンバーは常に募集していますし、今までなかったポジションを作って面白いかもしれませんね。マッサージ部隊や、トレーナー部隊、飲み会部隊など…(笑)。この記事を読んで三浦風雅を初めて知ってくれた方にも一緒に夢に向かって走れる仲間が現れてくれたらと思ったりもしてます。もちろん全員が全員採用というわけではなく、僕含めスタッフも本気なので、一緒にチームに入っていただく方の審査は厳しくやってます。今後もファンクラブを通して、さらに新しいこともやってみたいですね。
──ミュージシャンに限らず、色んな人にとっても便利なサービスですね。
三浦風雅:Fans'はお薦めです。僕は事務所にも入らずずっとフリーでやっているので、ファンクラブを作るにあたって必要なことが全然わからなかったんですよ。実際にはいろんなしがらみや収益の大半を持っていかれたり、準備がすごく大変といったネガティブなイメージが強かったんです。それをFans'は払拭してくれましたよね。本当に簡単に自分のコミュニティーを作ることができますし、わからないことはFans'が全部教えてくれて、いろいろアドバイスをしてくださったりするんですよ。いい状態で続けてこれていて、Fans'でファンクラブを作って本当によかったと思っています。
──新しいファンクラブの在り方ですね。
三浦風雅:ファンクラブに入会してくださって皆さんにも本当に感謝していますし、これからも三浦風雅の素顔だったり、プライベートだったり制作の秘話だったりを見せていって、ファンクラブならではの楽しさを感じてもらえるようにしたいです。これからも入ってよかったと思ってもらえるようにがんばります。
──コロナ禍でもファンとの絆は途切れることはないですね。
三浦風雅:2020年は全国5ヵ所をまわるツアーを予定していたんですけど、それが2回延期になったりして思うように活動できなかったんです。みんなの前に出られないとなると、どんどんファンの人から忘れられてしまうんじゃないかという焦りがありましたね。かといって何を発信したらいいのかもわからなくて、すごく不安だった。そんなときにFans'で、最新の情報を伝えたりオンライン・ライブをしたりしたんです。その結果、皆さんと一緒にコロナを乗り越えようという気持ちになって、ファンの方との絆がより深める1年にできたかなと思いますね。
──そして2020年12月1日には、「Lovin'U/Travelers」という配信シングルもリリースされました。
三浦風雅:2020年3月に「NEVER GONNA LET YOU DOWN」というシングルを出したんですけど、その後コロナでどこにもいけなくなった。僕は曲や歌詞を書くときに刺激を求めてどこかに行ったりするんですけど、それができなくなって、なにも書けない状態がずっと続いていたんですけど、あたり前の日常があたりまえではなくなった中で思ったことや感じたことを曲にできたらいいと思い「Lovin'U」という曲を書きました。平穏な日常の素晴らしさだったり、人と人とのつながりの温かさだったりを歌ったものです。もう1曲の「Travelers」は活動をしたいけど思うようにできない時期だったので、「夢に向かって生きていると挫折を繰り返すけど、諦めきれないから常にもがき続けて、光に向かってがんばっていこうよ」ということを歌いたいなと思って作った曲です。
──2021年はどんな1年になりそうですか?
三浦風雅:活発に動けるようにしたいですね。毎月新しい楽曲を出していくというチャレンジをしたいんです。3月28日には東京でライブをします。無観客のオンライン・ライブという形になってしまうかもしれないけど、どういう形であれ、実施しますのでぜひ観ていただればと思います。(2021年2月取材)
◆ ◆ ◆
三浦風雅にとって、あまり表に立てなかったという2020年だが、その裏では制作にいそしみ、曲作りにつながる刺激を受け、インスピレーションを得ながらいいものを作るために地道な努力を重ね続けた1年だったという。その成果をみんなに見てもらいたいと笑顔を見せた。
「三浦風雅の音楽を貪欲に提示していって、それがより多くの人に届く1年になるといいなと思っています」──三浦風雅
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三浦風雅のアーティスト活動を後押ししているFans'だが、4月5日からは、活躍したいクリエイターの夢を後押しする<Fans' Dream Project(ファンドリ)>というプロジェクトがスタートとなる。
ファンドリとは、活躍したいクリエイターの夢を後押しするFans'主催の応援プロジェクトで、1期生に選ばれたクリエイター達は、アソビシステム代表取締役中川悠介や放送作家として活躍する中、昨年には文藝春秋社より処女作「三人」を刊行するなど幅広く活躍中の桝本壮志、第七世代放送作家・澤井直人、芸人でありながらYouTubeチャンネル「岡田を追え!!」に出演中の岡田康太など、表舞台で活躍する人々を特別講師として迎え、年間を通して「人気クリエイターの秘密」「バズるコンテンツの極意」「セルフブランディング」などをテーマとした講義や質疑応答を交えた「スキルアッププログラム」、人気の秘訣を学べる「Fans'」利用タレントや先輩クリエイターとの「交流会」など、様々なバックアッププログラムを受けることができる。さらに、育成プログラムで学びながら獲得できたファンの数により、希望者には芸能プロダクションへの所属も約束されるという、未来のクリエイターを支援する垂涎のプロジェクトだ。
<次世代のエンタテインメント業界のスターを育成するプロジェクト『Fans' Dream Project』(略称:ファンドリ)>
1期生に選ばれたクリエイターは、中川悠介(株式会社アソビシステム 代表取締役)、桝本壮志(放送作家)、澤井直人(第七世代放送作家)などエンタメ業界を裏から支えるクリエイターや、芸人でYouTubeチャンネル「岡田を追え!!」(チャンネル登録者数10万人)に出演中の岡田康太など表舞台で活躍中の方々を特別講師として迎え、年間を通して「人気クリエイターの秘密」「バズるコンテンツの極意」「セルフブランディング」などをテーマとした講義や質疑応答を交えた「スキルアッププログラム」、人気の秘訣を学べる「Fans'」利用タレントや先輩クリエイターとの「交流会」など様々なバックアップを受けることができる。
■募集要項
あなたの叶えたい夢・目指す将来像を教えてください。「Fans'」は、『#ファンドリ』を通じて、その夢の先にあるものを追い求めるあなたを全力で応援します。
・募集期間:2021年4月5日(月)13:00~5月31日(月)23:59
・応募方法:「クリエイターとして叶えたい夢」を専用サイトにて応募
・専用サイト:https://www.fansnet.jp/fans-dream-project
■応募条件
・性別:不問
・年齢:満13歳以上 ※未成年の方は必ず親権者等の法定代理人の同意を得てからご応募ください。
・Fans'の登録ができる方/登録済の方
■バックアッププログラム
・特別講師からのスキルアッププログラム
・先輩クリエイターとの交流会
※オンラインでの実施を想定
※本バックアッププログラムを受けるにあたりクリエイター側の費用負担はありません。
■講師一例
・芸能プロダクション アソビシステム 代表取締役 中川悠介
・アイドル ちゃんもも◎(バンドじゃないもん!)
・芸人/YouTuber 岡田康太
・株式会社For you 代表取締役 野田爽介
・放送作家 桝本壮志
・第七世代放送作家 澤井直人
・演出ディレクター 小林哲平
・放送作家 細川拓朗
■1期生特典
Fans’で獲得したファンの数により芸能プロダクションからのオファーを確約(希望制)
■主催
Fans'(株式会社フェイス)
■後援
株式会社浅井企画、アソビシステム株式会社、株式会社イエローキャブ、株式会社Inception、有限会社インターフレンド、株式会社エイジアプロモーション、株式会社FPアドバンス、エルアンドエル・ビクターエンタテインメント株式会社、株式会社オムニア、GAKUMO株式会社、Grick株式会社、株式会社サンミュージックプロダクション、松竹芸能株式会社、株式会社スターレイプロダクション、有限会社タンバリンアーティスツ、株式会社Natee、株式会社パッチューネ、株式会社パラサング、株式会社For you、株式会社プック、株式会社プラチナ・ロイヤーズプロモーション、株式会社ホリプロ、株式会社ホリプロインターナショナル、株式会社よしもとミュージック、株式会社レプロエンタテインメント、株式会社YMN、株式会社ワイルドビジョン
フェイス・グループ会社(日本コロムビア株式会社、株式会社ドリーミュージック)
※50音順
◆三浦風雅Twitter
◆Fans' Dream Project特設サイト
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