ドリー・パートン、銅像建立計画の中止を申し出「いまはそのときじゃない」

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ドリー・パートンの故郷、米テネシー州の議会は彼女の銅像を建立する計画を検討していたが、ドリーは世界の現状を考慮し、これを保留するよう依頼した。

◆ドリー・パートン画像

ドリーは、銅像建立を検討してくれた議会に感謝し、名誉なことだが、法案を外すよう頼んだとのメッセージをSNSに投稿した。「世界で何が起きているか考えると、いまは相応しい時期ではないと思う。でも、数年後もしくは私が亡くなった後、私がそれに値するとまだ感じてもらえるならば、私はテネシー人として有難く誇らしく、偉大な州会議事堂(敷地内)に立たせてもらうわ」



ドリー関連ニュースとして、彼女は昨年春、新型コロナウイルスの研究を行うVanderbilt University Medical Centerに自ら100万ドル(約1億円)を寄付し、ファンにも協力を求めた。秋になり、それがモデルナ社のワクチン開発に使用されたと知ったという。

ドリーはまた、今月初め、ドナルド・トランプ政権から大統領自由勲章の受章の申し出が2度あったが断っていたことを明かしている。1度目は夫の具合が悪く、2度目はパンデミックで旅行ができなかったとその理由を挙げた。新政権からもすでに連絡があったが、「それを受け入れたら、政治的になってしまうだろうから、どうするかわからない」そうで、そもそも「私はそういうアワードのためにやってるわけじゃない。ナイスだけど、自分がそれに値するか、わからない」と話している。

Ako Suzuki
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