神戸発防災音楽ユニットBloom Works、メジャーデビュー
Bloom Worksが本日2月19日、デジタルシングル「Bloomin'~笑顔の花咲いた~」でワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビューした。3月5日には7曲入りの同名EPが配信リリースされるほか、防災をテーマにしたアニメーションミュージックビデオ「ピンクの種とリュッくん」も公開される予定となっている。
◆Bloom Works 画像
Bloom Worksは、Baby BooやPermanent Fishといったアカペラグループでの活動でも知られる日本のボイスパーカッションの第一人者で防災大学院卒のKAZZと、シンガーソングライターで防災士の石田裕之からなる“神戸発・防災音楽ユニット”。避難の大切さを歌った「Bloomin'~笑顔の花咲いた~」は、インドネシア・スマトラ沖地震での大津波から奇跡的に島民を守ったシムル島の口頭伝承歌「スモン」からインスピレーションを得て生み出されたという楽曲だ。阪神・淡路大震災から26年、東日本大震災から10年、熊本地震から5年を迎える2021年に「震災の記憶をいつまでも語り継いで、唄い継がれるようにしたい」、「僕たちなりに伝承歌を解釈し表現したい」、「文化として防災、減災を楽しく歌で根付かせたい」との思いを込めて制作されたという。
EP「Bloomin'~笑顔の花咲いた~」には表題曲をはじめ、復興する宮城県女川町をイメージした「プロムナード」や、災害伝言ダイヤルを周知するラブソング「171」、災害時のフェイクニュースやデマ拡散に注意を呼びかける「FAKE」などの楽曲が収録される。
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■KAZZ コメント
東日本大震災から10年。復興から伝承へ。日本から発するスモンを制作したい。その想いからこの「Bloomin’~笑顔の花咲いた~」を作りました。100年先にまで伝わる歌として。
僕達は、インドネシアのシムル島で実際にスモンの正統継承者に会い、「人を災害から守りたい」という、強く優しい気持ちに触れることができました。南海トラフ地震をはじめ、災害は、いつでもやってくる。だからこそ、この歌を通して防災意識が少しでも、一人一人に染み込んでいけばいいなと考えています。
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■石田裕之 コメント
防災に長く携わる中で、日本の防災研究は素晴らしく、命を守りたいという大切なメッセージに溢れていることを学びました。こうした想いがもっと広く浸透してほしい。だからこそ、もっと自由に、幅広いアプローチで、防災を文化にしていくことが大切な時代だと感じています。
Bloom Worksの楽曲は防災をテーマにしつつ、日常的に、普通に楽しめる音楽を心がけています。たくさんの方に繰り返し聴いていただき、AEDの使い方や災害用伝言ダイヤルのことなど、防災の知恵が当たり前になっていけば幸いです。
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なお、彼らは3月6日にJR三宮駅の三宮ターミナルビル跡地屋外ホール「Street Table Sannomiya」でメジャーデビュー記念ライブを行うことも決定している。
デジタルシングル「Bloomin’~笑顔の花咲いた~」
https://bloomworks.lnk.to/bloomin
EP「Bloomin’~笑顔の花咲いた~」
https://bloomworks.lnk.to/bloomin
※2月19日(金)〜プレオーダー開始
収録曲:
1. Bloomin'~笑顔の花咲いた~
2. プロムナード
3. 171
4. ツナガリズム
5. A・E・D
6. FAKE
7. 今、君に届けたい
アニメーションミュージックビデオ「ピンクの種とリュッくん」
ワーナーミュージック・ジャパンの公式YouTubeチャンネルにて公開予定
<メジャーデビュー記念フリーライブ>
会場:兵庫・Street Table Sannomiya(JR三ノ宮駅中央改札口南側三宮ターミナルビル跡地)
<K-waveレギュラーワンマンライブ>
2021年2月27日(土)14:00〜15:00
2021年3月9日(火)19:30〜20:30
2021年3月27日(土)14:00〜15:00
会場:神戸ハーバーランドレンガ倉庫「K-wave」