小沢健二、武道館公演の中止を発表。3か月連続シングルリリースへ

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小沢健二が、3月9日(火)に東京・日本武道館で開催する予定だった<aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena>を中止すると発表した。これを受けて、同日より3か月連続でシングルのリリースが行われるという。

◆小沢健二 画像

日本武道館公演の開催中止は、新型コロナウイルスの感染拡大状況に鑑みて決定されたもの。国や東京都のガイドラインをクリアした内容で開催の準備が進められていたが、来場者たちの移動時の感染リスクや、リハーサルに関わるスタッフ、またその家族らの健康上のリスクなどを考慮し、苦渋の決断に至ったという。これまでに販売されたチケットについては払い戻しが実施される。

ライブの開催予定日だった3月9日(火)よりスタートする3か月連続リリースの第1弾楽曲は「ウルトラマン・ゼンブ」。円谷プロからの協力も得て命名されたというタイトルは、4歳の次男による造語で、「すべてのウルトラマンの美徳や必殺技を“ゼンブ”兼ね備えた歴代最強最高のウルトラマン」を意味しているそうだ。

小沢健二が3か月連続でシングルをリリースするのは、1995年1月〜3月の「カローラIIにのって」「強い気持ち・強い愛」「ドアをノックするのは誰だ?」以来、実に26年ぶりとなる。

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■小沢健二 メッセージ
撮影◎新津保建秀

3、4、5月と、3ヶ月連続でシングルをリリースします。
どの新音源も、アリーナ公演中止の無念さを叩きこんで、アツアツに仕上げます。
状況に合わせて、その時々の創作をするしかないです。

3月9日、無念ですが武道館ではなく、それぞれの場所で、『ウルトラマン・ゼンブ』を爆音で聴きたいです。そして4月も、5月も。
困難の中、一瞬でも、Tower of Good! (絵文字の「いいね」が積み上がっているような、「良いの塔」。「ウルトラマン・ゼンブ」と同じく、次男4歳の造語です)な時間を。

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