小田和正、初配信シングル「風を待って」が『遺留捜査』と3度目のコラボ
小田和正初の配信限定シングル「風を待って」が、テレビ朝日系 木曜ミステリー『遺留捜査』(1月14日(木)午後8時スタート・初回は2時間スペシャル)主題歌に決定した。
『遺留捜査』は、遺留品にこだわる超マイペースな不思議キャラの糸村聡(上川隆也)が事件現場に残された遺留品の持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁するというハートフルな連続ミステリードラマ。今回の第6シーズンでは、2018年夏クール以来、約2年半ぶりに連続ドラマとして帰ってくる。
小田和正は『遺留捜査』に、2013年第3シリーズの「やさしい風が吹いたら」で初主題歌、その後第4シリーズでは新曲「小さな風景」を書き下ろした。また第5シリーズでは、「やさしい風が吹いたら」「小さな風景」2曲をドラマに合わせて主題歌を変えてオンエアするという新しい番組の試みもあった。そして第6シーズンで3度目の楽曲コラボがスタートする。
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<上川隆也コメント>
小田和正さんの歌声からは、いつも風が吹いてくる。
語りかける詩に寄り添いながら、時に激しく、時に悲しく。
その色や風向きを様々に変えながら、聴く者の心に吹き寄せる。
これまで『遺留捜査』に寄せて下さった2篇の歌声からは、慰撫の風がそよいでいた。
やはりそれぞれに色も風向きも違う風は、何処かで誰かを癒やして吹き抜けていった。
そしてこの冬、新しい風が吹き寄せる。
今までより少し力強く、けれどやっぱり慰める様に、柔らかく。
暖かく。
凍えそうな木曜日の夜は、この風を待ってみて下さい。
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<番組プロデューサー三輪祐見子(テレビ朝日)コメント>
この曲を初めて聞かせていただいたのは、昨年の6月のことでした。
緊急事態宣言が4月に発令され、我慢我慢の自粛生活も2か月を過ぎ、不安もピークな状態でした。誰もが経験したことのない事態で、出口のないトンネルに迷い込んだ状態。
正解のわからない情報に翻弄され、果たしてこれはいつまで続くのか、そして果たして終わる日が来るのか、心から不安でした。
そんな時、この「風を待って」を聞かせていただきました。小田さんが「きっと大丈夫。思うようにはいかなくても」と歌ってくれた瞬間、自然に涙が溢れてきました。
ものすごく不安で、でも毎日は過ぎていく中、「きっと大丈夫」と言ってくれて…心の緊張がほどけて、とても楽になったのを覚えています。
遺留捜査は今年でシリーズ10周年を迎えます。シリーズ最初の撮影をしている最中、東日本大震災が起こりました。あれから10年。また新たな試練を経験している最中ですが、
遺留捜査のドラマのテーマは変わりません。突然亡くなってしまったり、志半ばで亡くなってしまった方々。そんな方々の思いを遺留品から読み解いて、残された人へお伝えする糸村刑事の優しさは不変です。
小田和正さんには、これまでも「小さな風景」「やさしい風が吹いたら」と遺留捜査には欠かせない主題歌をお願いしてきました。シリーズ10周年の今年も、主題歌のお願いを快諾していただき、心から感謝しております。
ドラマを通じて、そして小田さんの「風を待って」をラストに聞いていただき、張り詰めた毎日の緊張を解きほぐし、優しい時間が皆さまにも届きますように。そんな思いを込めて、今年の「遺留捜査」をお届けします。
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なおこの曲は、明治安田生命企業CM曲として人気を博しており、コーラスには、根本要(スターダスト・レビュー)、和田唱(TRICERATOPS)、JUJU、松たか子、大橋卓弥(スキマスイッチ)、矢井田瞳、熊木杏里、水野良樹(いきものがかり)と豪華アーティストが参加している。
「風を待って」
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