【レポート】倉木麻衣、デビュー21周年記念日に初の音楽配信ライブ開催「贅沢な時間だった」

12月8日(火)にデビュー21周年を迎えた倉木麻衣が、同日、レコーディングスタジオから初の音楽配信ライブ＜ファンクラブ限定 配信企画第2弾『まいちゃんねる♡Mai.K Debut Anniversary Event』＞を開催した。配信内容は90分のスタジオライブに加えて、30分のアフタートークの豪華2本立て。今までトーク配信を行ってきた倉木だが音楽ライブ配信を行うのは今回が初となる。同ライブのオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆倉木麻衣 画像

新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、10月に予定していたファンラクブイベントを中止した倉木。このイベントに代わって行われた配信は、10月28日(水)のバースデーに生トーク無料配信、10月31日(土)にハロウィンパーティーという形でトークライブ配信を行い、サプライズで数曲楽曲を披露した。＜まいちゃんねる♡Mai.K Debut Anniversary Event＞は、この際の反響に応える形でファンクラブ限定にて実施されたスタジオライブだ。ライブは全米デビューシングル「Baby I Like」からスタートした。



「今回は、今までチャレンジしたことのない楽器とのコラボアレンジでお届けしていこうと思っています。ぜひゆっくり、リラックスしてお楽しみいただけたら嬉しいです」──倉木麻衣

オープニングの落ち着いたアレンジにますます期待が高まる中、続けて「Baby I Like」のカップリング曲「Did I Hear You Say That You're In Love」へ。16歳の頃に訪れたボストンで初めてレコーディングした自身の原点とも言える楽曲をライブ初披露し、デビュー記念日を盛り上げていく。

また、今回の配信ライブはファンからのリクエストによるウインター・ベストセレクションであり、「Winter Bells」「白い雪」など冬の名曲が並んだ。とりわけ「白い雪」「Your Best Friend」では、ピアノ、バイオリン、チェロとの初のコラボが、クリスマスツリーやキャンドルなどの12月らしい装飾と相まって、温かく幸せな気持ちにさせてくれた。

本編最後は「薔薇色の人生」「Love, Day After Tomorrow」をギター、ピアノ、バイオリン、チェロと共に披露。そしてアンコールは、今回のプレミアムチケットの特典である赤い“MAICHANNEL”Tシャツ姿で「chance for you」「Stay the same」「always」を歌い、大盛り上がりのままライブを終えた。


歌唱ライブ終了後はトークコーナーへ。「贅沢な時間だった」とライブの感想を語った後は、倉木十八番の4コマ漫画披露や、プレゼント抽選会を実施。

2010年リリースのアルバム『FUTURE KISS』初回盤特典DVDでは、10年後の世界を予想したり、ライブでファンと盛り上がれる幸せな時間に思いを馳せながら、10年後の自分へメッセージムービーを残していた倉木。同ムービーでは37歳の自分に向けて「まだライブでJUMPできてますかね…」と語っていた。それを受けて、改めて10年後となる2030年の自分へ「ずっとジャンプしていてください！ みんなに希望を届けてください！ 音楽を発信し続けていてください！」とメッセージした倉木が、さらにこう語った。

「まだまだ苦しい状況ですが、この状況をみんなで乗り越えて、また一緒の空間で音楽を共有できることを心から楽しみにしています」──倉木麻衣

さらにはサプライズで「Reach for the sky」など3曲を披露し、全18曲のライブが終了。本人から新曲についての話もあり、22年目の活動が楽しみとなる一夜だった。今回のイベントの模様は、12月15日(火)21:50までアーカイブ配信を行っている。