スリーフォード・モッズ、現代社会の怒りや不満を爆発させた新作 『Spare Ribs』から新曲MV公開

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イングランド中部の工業都市ノッティンガム出身のジェイソン・ウィリアムソンとアンドリュー・フェーンによる二人組スリーフォード・モッズが2021年1月15日にリリースする新作『Spare Ribs』から「Shortcummings」の公式MVを公開した。

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同曲は2019年末にジェイソン自身がボリス・ジョンソン英首相の上級顧問ドミニク・カミングスの言動に憤りを感じた際に書き上げたという。かけがえのない一般の人々の不幸や公共のお金の搾取する特権者特有の傲慢さへの怒りを爆発させた楽曲となっている。

労働者階級や社会に対する不満や怒りをDIYなパンク・サウンドとメッセージ性の強い歌詞と共に表現する代弁者として、英国でカルト的人気を誇るスリーフォード・モッズによる6作目『Spare Ribs』は、ロックダウン最中に3週間かけて地元ノッティンガムのウェアハウスで録音され、メルボルンのパンクバンドで同じくRough Tradeに所属するアミル・アンド・ザ・スニッファーズのエイミー・テイラーらも参加している。今作では、新型コロナウイルス危機においての英国政府の無頓着な対応に象徴される政府の権利意識に対する2人組の憤慨が爆発しており、彼らの比類なきドライなユーモアのセンスを使って政府を痛烈に批判し、抵抗している。

アルバムのタイトルについてジェイソンは「コロナウイルスの第一波で死んだ人の数を考えてみた」と言う。「エリートにとって人の命は消耗品なんだ...俺たちは常に“Spare Ribs(代わりの肋骨)”という状態にある」と語っている。

スリーフォード・モッズの最新アルバム『Spare Ribs』は、2021年1月15日(金)世界同時リリース。日本流通盤CDには解説書が封入される。アナログ盤は、通常のブラック・ヴァイナルに加え、数量限定クリア・グリーン・ヴァイナルが同時発売。各店にて予約受付中だ。


『Spare Ribs』

2021年1月15日(金)リリース
BEAT RECORDS / ROUGH TRADE
国内使用盤CD
RT0197CDJP ¥2,000+税
CD 輸入盤
RT0197CD \ 1,900 +tax
LP 限定盤
RT0197LPE(Clear Green Vinyl)) \ 2,600 +tax
LP 輸入盤
RT0197LP \ 2,600 +tax
BEATINK.COM:
http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=11535

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