【ライブレポート】さくらしめじ、シブツタから＜おはようライブ＞配信

田中雅功（たなか・がく）と髙田彪我（たかだ・ひょうが）からなるフォークデュオ さくらしめじが11月14日（土）にさくらしめじ×SHIBUYA TSUTAYAキャンペーンを記念した朝の配信ライブ＜＃シブツタしめじ 最終出菌!?　おはようライブpresented by SHIBUYA TSUTAYA＞に出演した。

10月15日（木）〜11月14日（土）の1ヶ月間限定でSHIBUYA TSUTAYAのレンタルフロアの担当店員に任命され、さくらしめじが選んだCDやDVDを手書きPOPで紹介したり、シブツタで撮り下ろした写真も展示されている。オフィシャルグッズの販売も行ってきたが、多くの来場者からの好評の声を受けたことで、キャンペーン最終日となる11月14日にオンラインでのライブイベントの開催が実現。オープン前のSHIBUYA TSUTAYAの7階にあるブックカフェ「WIRED TOKYO」から生配信を行った。また、彼らは10月23日（金）には“夜しめじ”と題し、グランピング施設「東京クラシックキャンプ」から21時スタートの配信ライブを開催。2ヶ月連続のオンライン上でのライブとなるが、時間帯や場所、セットリストも全く異なっており、配信ならでわのユニークなライブに挑戦している。

土曜日の午前8時45分。「おはようございま〜す!!」と元気いっぱいの大声とともに登場したさくらしめじは、「びっくりして目が覚めたでしょ」といたずらっぽく笑い、「朝の登校や出勤の風景を描いた「スタートダッシュ」で走り出しそうなほどの勢いで“おはようライブ”の幕を開き、「はじまるきせつ」では甘酸っぱいラブストーリーを展開。ここで雅功が「しょっぱなから楽しいです。最高です」と汗ばんだ笑顔で感想を述べると、彪我は「こんなに朝早くライブすることないですよ。初めてです。嬉しくて仕方ないですよ」と続けた。さらに、雅功が「みんなで気持ちのいい朝を過ごせたらいいなと思います」と語り、幼き日の思い出を詰め込んだ「だるまさんがころんだ」に続き、最新アルバム『改めまして、さくらじめじと申します。』に収録された「合言葉」「風とあるがままに今を歩こう」を披露。“自分が歩く道”をテーマにしたエールソングを優しく力強く歌いあげた二人は、ステージドリンクとして“青汁”を飲み、それぞれがレンタルフロア店員としてお勧めしたい作品を紹介。彪我がアニメ「五等分の花嫁」の魅力について、「全部です。全部！可愛い！最高！」と熱く語ると、雅功はthe peggiesのアルバム『NEW KINGDOM』を挙げて、「何もかもが最高です！10代にはぜひ聴いてほしいアルバムです。」とコメント。彪我は「好きなことについて語ると気分良くなっちゃうね。シブツタサイコー！」と声を上げて喜んだ。

そして、10月15日に配信リリースした切ないラブソング「きみでした Acoustic Version」を情感たっぷりに歌った後、彪我は画面の向こうの視聴者に向かって「皆さん、目覚めてますか？　今から、俺が朝食を食らわしたる！」と投げかけ、卵かけご飯（TKG）をテーマにした「てぃーけーじー」にシブツタのレンタルフロア店員によるあいさつをフィーチャーして盛り上げ、恋の妄想を膨らます「えそらごと」でフォークデュオの王道を表現すると、雅功が「あれ？　ヤバイ。もうこんな時間？　準備しなきゃ」と慌ててステージを降りた。

すると、画面はさくらしめじの二人がレンタルフロア店員の制服を着たぬいぐるみマスコットを使ったミニコントに突入。彪我店長が、新人の雅功にあいさつをしっかりとトレーニングすると、実際に真っ白の衣装からシブツタの制服に着替えた二人が登場。「みんなも一緒に体をほぐそう」と呼びかけ、「しめじ体操」を思い切り歌って踊り、「いらっしゃいませ！SHIBUYA TSUTAYAへようこそ！」という完璧なあいさつで、オープン直前まで行った朝ライブを締めくくった。

なお、この日のエンディングで、さくらしめじ×SHIBUYA TSUTAYAキャンペーンの延長もアナウンスされた。さくらしめじオフィシャルグッズ販売＆おみくじキャンペーンは、SHIBUYA TSUTAYA 2Fにて、11月30日（月）営業終了まで開催される。また、本公演の模様は11月17日（火）23:59までアーカイブ視聴することができる。

文：永堀アツオ
撮影：鈴木友莉

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