レッド・ツェッペリン「さらにハードな新作を計画していた」
レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ(G)とジョン・ボーナム(Ds)は、8枚目のスタジオ・アルバム『In Through The Out Door』(1979年)後、次は「さらにハード」なアルバムを作ろうと話していたそうだ。
ペイジは『Rolling Stone』誌のインタビューでこう明かした。「『In Through The Out Door』のセッション後、ジョンと僕は、よりリフを基盤とした、さらにハードで巧妙なものを作りたいって話していたんだ。もちろん、僕は彼がどんな風にプレイしたかったか、わかってる。彼は本当にハードなプレイが好きだった。彼は、聴いた人が“ワオ、これは何だ?”って思うようなプレイをするのが好きだった。それは僕もギターの面で同じだ」
「次のアルバムはキーボード・アルバムから脱却するはずだった。少しだけど(新作の)アイディアがあった。キーボードは入ったかもしれないが、違う流れになるはずだった。これまでの作品どれとも違うものになっただろう。もちろん、その機会はなかったけどね。僕らはジョンを喪ったんだから」
ジョン・ボーナムは1980年9月25日に32歳で死去。『In Through The Out Door』はレッド・ツェッペリン最後のスタジオ・アルバムとなってしまった。
Ako Suzuki
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