James Tillman、過去と未来の二分をテーマにしたアルバム『Modern Desires』リリース

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ブルックリンを拠点とするR&Bアーティスト、ジェイムス・ティルマンが、アルバム『Modern Desires』をリリースした。

『Modern Desires』は、過去と未来の二分がテーマ。「誰もが将来に不安を抱いていると同時に、過去にひきづられている。時に我を忘れコントロールを失う。自制とあきらめが必要かもしれないが、和らぎも必要だ。空が夕日にそまるころ、目をあけたまま横になり、愛について考える。人生には山があり谷がある。誰しもがありのままの欲望に従う。自分は何を望むのか?何を本当に必要としているのか?そんなベーシックな問いかけは僕たちに共通している」と本作について語っている。

音楽的には過去のサウンドからのインスピレーションも残しつつ、更なる進化にフォーカス。「Silk Noise Reflex」にみられるファンクやソウルミュージックは全体的に感じられるものの、ティルマンは今回イギリスアーティスト、Sade やPhill Collinsの音楽にインスピレーションをもとめた。「彼らの音楽はアイコニックな形でとても巧妙に日常のムードやイメージを表現していると思う。」とティルマン。

本アルバムはRed Bull Studiosでイバン・サトンをエンジニアに迎えレコーディングが行われた。70年代80年代のR&Bシーン、アンジェラ・ボフィルやヘクターラボエなどで知られるパーカッショニスト・リカルド(リッチー)・マレロに始まり、若きエンジニアやプロデューサーと共に作り上げられている。

パンデミック中にリリースされたミックステープ/EP「VM2」は本アルバムの前触れで、パンデミック渦の中、自粛を余儀なくされたリスナーのために届けたられた作品だ。

リリース情報

タイトル: Modern Desires
https://FRIENDSHIP.lnk.to/moderndesires
Release: 2020.10.9
Format: Digital
Label: LAND
Track:
1. Night Fire
2. Things to Say
3. Lose Control
4. 5AM
5. Tokyo Love Affair
6. Night Moves
7. Wake Up
8. Ways
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