大阪☆春夏秋冬、9カ月振りのワンマンライブ「私達はやっぱりライブがあってこそ」
大阪☆春夏秋冬が9月27日、大阪のumeda TRADにて新春の東京公演以来約9カ月振りのワンマンライブを実施した。
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2部制のこの日、1部はゲストに‟我儘ラキア”を迎えての対バン形式の有観客ライブ、2部はワンマンでの有観客&配信ライブと1日2公演をこなした大阪☆春夏秋冬。
地元・大阪でのワンマンは昨年の6月末以来1年3カ月振りということもあり、密にならないように設定された所定の席数は早々とソールドアウト。特に「完全版 BRAVE SOULS -Re Start-」と題して、7月にCDリリースした最新アルバム『BRAVE SOULS』収録の全10曲を1曲目から順に全曲パフォーマンスするという趣向で行なわれた2部のワンマンは、この日ステージ初披露のハードなパンク・チューン「AxMxMxRx to The End」、「Start Over」、「Get up for your right」の3曲のおかげもあり、大阪☆春夏秋冬史上もっともロック色の強いステージになったといえるだろう。
午後6時30分をまわった頃、メンバーが自ら作ったというSEとアナウンスが流れ、メンバーがステージに登場。1曲目から観客は総立ちで、感染症対策で声は出せないものの拍手や手拍子、手振りなどで応えていく。
最初のMCではコロナ禍を乗り越えての久しぶりのワンマンということで感極まるメンバーもいたが、話すにつれてやがていつものように明るく笑いを取っていくのは彼女達ならでは。
「BABY CRAZY」では、開場前に客席に置いておいたメンバー手作りの旗を用いて観客を交えたパフォーマンスを見せた上、更にはメインMC担当のメンバー・EONに対して他のメンバー全員がその旗でドッキリを仕掛けるという手の込んだ手法で観客を笑いの渦に巻き込んでいく。そうした硬軟取り混ぜたステージングが彼女達の真骨頂で、勿論最新アルバム収録曲だけでなく、久しぶりにパフォーマンスするという初期の楽曲や定番のアゲ曲も散りばめられた約1時間40分の濃厚な時間は、あっという間に過ぎていったのだった。
MCで「サブスクやCDも大事だけど、私達はやっぱりライブがあってこそ」という趣旨の発言があったのだが、この日の彼女達の白熱のライブはまさにその言葉を実際に体現するものであった。
今後大阪☆春夏秋冬は、10月8日に東京・新宿BLAZEにてワンマンライブを実施、10月11日には大阪・万博記念公園で開催される<大阪文化芸術フェス presents OSAKA GENKi PARK>に出演、そして11月15日にはこの日の会場umeda TRADに戻って、再び対バン形式&ワンマンの1日2公演が決定、対バンには大阪出身のロック・バンド‟愛はズボーン”が出演する。
ライブ情報
[日程] 10月8日(木)
[会場] 新宿BLAZE
[時間] 18:00開場 / 19:00開演
[料金] Sチケット(最前列)¥5,000 / A一般チケット ¥4,000 (全席指定/入場時別途ドリンク代)
■<大阪文化芸術FES presents OSAKA GENKi PARK>
[日程] 10月11日(日) ※イベントは10月10日、10月11日の2日間開催
[会場] 大阪・万博記念公園
[時間] 開場 9:00 / 開演 11:00
※大阪☆春夏秋冬の出演は‟お祭り広場 GENKi STAGE”で11:30~予定。
[料金]
1DAYチケット 7,000円 (税込 / 万博記念公園入園料込 )
親子チケット 14,000円 (2名分の公園入園料込み / シート付き)
◆大阪☆春夏秋冬 オフィシャルサイト