【インタビュー】TEAM SHACHI「私たちが行った場所がステージになる」
TEAM SHACHI(グループ名 読み:シャチ)が9月26日にグループ初となる有料配信ライブ<SPOT ~STAGE at 奥三河~>を開催する。この『SPOT』と題したこの配信シリーズは、TEAM SHACHIが訪れる場所がライブ会場に様変わりするという、生配信のエンターテインメントライブショーだ。シリーズ第1弾となる今回は彼女たちの地元・愛知県の自然に囲まれた奥三河にある廃校で行われるという。
「TEAM SHACHI史上最大の挑戦」と豪語するこの配信ライブに向けての意気込みはもちろんのこと、ツアーが中止となってしまったコロナ禍での想い、そこからの無観客ライブ配信で得たもの、各メンバーの個性とグループとしての強みを見せた新曲のことなど、秋本帆華、大黒柚姫、坂本遥奈の3人にたっぷり話を訊いた(咲良菜緒は別仕事のために欠席)。2020年10月には改名してから2周年となる彼女たちが新たなフェーズに突入しようとする中での想いを感じとって欲しい。
──コロナ禍で思うような活動ができなくなってしまった期間、何を考えましたか?
大黒柚姫:今まで普通にライブができていたことが当たり前じゃなく、本当に幸せなことだったんだということを痛感しました。家にいる時間が多くて、これまでのように仕事ができない状況の中でのTEAM SHACHIとしての活動や、TEAM SHACHIのメンバーとしての自分のことを考えたり。でも、逆にその期間があったからこそ、これからとこれまで、大きい夢から小さい夢まで、自分の中であらためてそれに向かっていこうと思えたので、マイナスのことばかりじゃなかったと思っています。
坂本遥奈:マイナスのことを考えれば、いろいろ出てきちゃうと思うんです。だけどメンバーもスタッフさんも含めて、こういう状況になってしまったから仕方ないよね、じゃあ、その上で私たちは何ができるのか?応援してくださってるファンの方に何を届けることができるのか?…ということをたくさん考えました。
秋本帆華:そのおかげで新しいコンテンツが山ほどできたし。むしろ、マイナスなことはなかったかもしれないです。
坂本遥奈:普通のライブはできないけど、YouTubeの映像を通してライブをお届けする「おうち時間LIVE」ということをやったんです。それぞれメンバーが家で撮影した映像を組み合わせたり、普段やってる曲もアコースティックバージョンで、家で歌ってるものをそのまま配信したりしました。私たちもそれまでは家で動画を撮るなんてやったことがなかったので、こういうこともできるんだという新しい発見がありましたね。
秋本帆華:だから、止まってることはなかったです。常に動き続けて、こういう状況だからこそ、できることを探すことが楽しかったし、他のアーティストさんより先に面白いことを見つけるのも楽しかったです。
──そして、7月にグループ初となる無観客ライブ配信<TEAM SHACHI TOUR 2020~異空間~:Spectacle Streaming Show “ZERO”>を行いましたが、どうでしたか?
秋本帆華:久しぶりにマイク持って、照明にあたるのは気持ちよかったです。
坂本遥奈:お客さんは実際入っていないけど、カメラ越しに見てくれている、ということだけでパワーになりました。
秋本帆華:公演中、何回かステージからハケるタイミングがあったんですけど、その時にマネージャーさんから「今何人見てるよ」って教えもらっていたので。「今、4万人だよ」と言われて「え?」って。
大黒柚姫:すごいよね。最終的に5万5千人だもん。
坂本遥奈:震えたぁ~。
秋本帆華:普段、ホールでライブを行うよりもたくさんの方に見ていただいて。私たちも想定していなかったことなので嬉しかったです。
大黒柚姫:元々は春にツアー(<TEAM SHACHI TOUR 2020 ~異空間~>)を行っていて、その東京公演をTEAM SHACHIに改名してからいちばん大きな会場(渋谷公会堂)でできるということで、そこに向かって力を入れてツアーを行っていたんですけど、これが延期になり、最終的に無観客ライブ配信という形に落ち着いたんです。でもそこで5万5千人の方に見てもらえたことは、ある意味、普通にライブを行っていたらできなかったことでもあるし、配信になって残念ということだけではなく、結果的に配信になって良かったなと思えました。でも、ライブに来てくれる予定だった人には悲しい思いをさせてしまったと思うので、そこは今後私たちが頑張って恩返しをしていきます。
──本来4月に開催する公演が7月になったことで、内容も当初予定していたものとは違うものになったと思いますが。
坂本遥奈:配信ライブで新曲を披露したんですけど、曲ができてから披露するまでの期間が、自粛期間によって長くなったので、余裕を持って取り組めましたし、新曲や既存曲のパフォーマンスをレベルアップすることができました。
大黒柚姫:準備期間がたくさんあったから、自粛前とはパフォーマンスも歴然の差になったんです。メンバーそれぞれの見せ方だったりとか、細かい部分までみんな詰めてきたんだなというのが見えたので、全部含めていい期間だったと思いますね。
──お客さんがいないことでのやりづらさはありませんでした?
秋本帆華:やる前は、ライブ感を出すのは難しいのかなと思ってたんですけど、やってみたらそんなことはなかったです。ちゃんとみんなを感じられる、見てくれているんだという感覚があったのでやりやすかったし。終わってからみんなで「私たち、これ好きかも」って話しましたね。
大黒柚姫:そうだね。
坂本遥奈:ライブの醍醐味って、直接お客さんの熱量を感じて私たちも一緒に熱くなる、ということが大きいですけど、今回はカメラの向こうということで、映像を通してみんなに届けよう・ライブ感を出しつつもエンターテインメントショーを届けよう、という意識に切り替えていたので。それがあったからだいぶ違いましたね。
大黒柚姫:だから、お客さんを入れてのライブができるようになっても、こういった配信ライブはコンテンツとして、TEAM SHACHIの強みのひとつとしてこれからもやっていきたいと思えるくらいの手応えがありました。
──お客さんがいないからこそ落ち着いてパフォーマンスを見せられる、というメリットはありますよね。
坂本遥奈:そうですね。お客さんの反応は直接は感じられないけど、こちらからのものを「どうぞ!」って、100%見せられるっていう強みがありますね。
──ちなみに、TEAM SHACHIが普段からライブで心掛けていることはありますか?
坂本遥奈:毎回、楽しいを届けるということ。TEAM SHACHIのライブに来たら、仕事や学校での疲れやイヤなことも忘れちゃうくらい、楽しいを届けていく。そして、楽しいだけじゃなくて、質を上げていくこと。過去を日々更新する、常に前を向いています。前しか見てない。今までのライブ経験を活かして毎回上を目指しています。
大黒柚姫:私たちが改名して初めてのライブが<全速前進(2018年10月 Zepp Nagoya)>というタイトルだったんです。本当にポジティブでファンの方のことを「タフ民」と呼んでいたりとか、前向きを掲げているスーパーポジティブグループなので、ハル(坂本遥奈)が言ったように「前しか見てない」という感じです。
坂本遥奈:前しか見てねぇ!
秋本帆華:カッコいいーフゥ~!
──そうやって常に前を向いている中で、パフォーマンスや歌など、実際に更新できている実感はありますか?
秋本帆華:感じる…よねぇ?
大黒柚姫:自信なさそうだけど、大丈夫?(笑)
秋本帆華:感じてます!TEAM SHACHIに改名してから「メンバーそれぞれの個性をどんどん出していこう」という方向になっていて、ハルはラップのパートが増えてどんどんうまくなってるし、柚姫はハモが得意で、生でハモをしてるんですよ。私にはできないことなのでカッコいいなと思うし。咲良菜緒は最近の曲では全部フェイクを入れてるくらい、力強い声になってるし…、
大黒柚姫:(ヒソヒソ声で)ほーちゃん(秋本帆華)は?
秋本帆華:(ヒソヒソ声で)なんかある?
大黒柚姫:えっと…ほーちゃんの歌声は本当に唯一無二なんです。ハルと菜緒の力強い歌声の中にほーちゃんの声が入ってくることによって、楽曲が完成するんですよ。いい意味で裏切られるとでもいうか。カッコいい声の後にほーちゃんの声が入ることよって、TEAM SHACHIらしさが生まれるんです。
秋本帆華:(ヒソヒソ声で)ありがと。
坂本遥奈:最近は、ほーちゃんの声にエフェクトを掛けて機械の声と混ぜるということが行われいて、最初聴いたときはびっくりしたけど「めっちゃいいやんっ!」と思いました。
大黒柚姫:相性いいよね。
坂本遥奈:あれ、なんていうんですかね、テクノボイス……?
──オートチューンのエフェクトをかけた“ケロールサウンド”や“ケロケロボイス”と呼ばれるものですね。
秋本帆華:あー、ケロケロしてた。
坂本遥奈:ケロケロの相性がものすごくよくて、それがほーちゃんの新しい武器になってる。
──あれ、実はかなり難しいんですよね。ちょっとでも音程を外すとちゃんと掛からないし、すごくシビアで高度な歌唱テクニックを要する。
坂本遥奈:そうそう。私も試したことあるんですけど、ヤバかったです(笑)。
大黒柚姫:音程外すとそこにずっとケロケロが掛かっちゃうから、気持ち悪くなっちゃう。だから、ほーちゃんにしかできないんですよ。ほーちゃんは音程が忠実でピッチを外さない「口から音源」なので。
秋本帆華:何それ?
──めっちゃ褒められてますよ。
秋本帆華:そう言っていただいたので、ケロケロのほうでも頑張っていきたいと思います。
──そんな秋本さんのケロケロが堪能できる新曲「SURVIVOR SURVIVOR」ですが、もう1曲の「MAMA」とともに、海外ポピュラーミュージックのトレンドを凝縮した強度の高い“魅せつけていく”曲になってますね。
坂本遥奈:海外トラックを使用したゴリゴリのダンスミュージックということで、最初に聴いた時「カッコいい」って思ったんですけど「この曲と私たちがどう融合するんだろう」とレコーディング前からドキドキでそわそわしていたんです。「SURVIVOR SURVIVOR」の歌詞は強気な女性像を描いているんですけど、TEAM SHACHIがシンボルにしている海洋生物のシャチはメスが群れを率いていくんですね。私たちも女性なので、チーム全体やファンの方々を率いて、先頭に立っていくという気持ちを込めて歌いました。強気な女性意識バンバンで、歌い方もオラついて(笑)。いい感じになったと思います。
秋本帆華:その中にTEAM SHACHIの音、ラウドでポップでブラスというのもうまくハマって、新しいTEAM SHACHIの音を作れたと思います。
──コライトで制作されていて、サウンドもミックスも音像もJ-POPではなく完全に洋楽のプロダクトなんだけど、ブラスの入れ方がTEAM SHACHIらしくて、なによりも4人それぞれのボーカリストとしてのスタイルがよく現れていると思いました。
大黒柚姫:「MAMA」は、ハルのラップだったり、菜緒はめっちゃフェイクがあったりとか、それぞれの個性に合わせてパートが分かれてるんですけど、「SURVIVOR SURVIVOR」は2人組で歌うところがあるんです。Aメロ、Bメロの世界観に合わせて、声の相性/ペアが変わるだけで聴こえ方が変わるのは面白いなと思って、新しい発見にもなりました。
坂本遥奈:自分でも「私の強みってこれなんだ」というのが、曲からわかるんです。チームしゃちほこ時代は、歌詞が渡されて全部歌ってからパートが分けられるという形だったんですけど、今は個性に合わせたパートが予め振り分けられていることもある。メンバーに合わせて曲が作られているので、それが嬉しいですし、その強みをもっと活かしていきたいですね。
──メンバーを想定した楽曲制作がなされているんですね。
大黒柚姫:「こういう曲があるんだけど、パートはどうしようか?」と訊いていただける嬉しさ、一緒に作り上げていってることが、曲に現れているので嬉しいです。
──そんな新曲も引っさげ9月26日には有料配信ライブ<SPOT ~STAGE at 奥三河~>が開催されますが、どういうライブになりそうですか?
大黒柚姫:通常であればライブハウスやホールといったステージがある会場でライブをするわけですが、この『SPOT』は「私たちが行った場所がライブ会場になる」ということを掲げ、今回はその第1弾として、私たちの地元・愛知県の奥三河にある廃校で配信ライブを行うんです。学校ということで、屋内の教室や廊下だったり屋外だったり、いろんな場所を使ってライブをします。決められたステージではなく、私たちが立った場所がステージになる…部屋の中に入ったらその部屋がステージになる、という私たちなりのエンターテインメントライブショーをお届けします。
秋本帆華:“遊び”がいっぱい詰まっています。カメラショーとでもいうか、配信だからできること、通常のライブだったらできないこと、いつもとは違う楽しみ方のできるコンテンツを作ろうと、ただ今、いろいろ練りながらリハーサルの真っ最中です。
坂本遥奈:リハーサルも普通だったら、ここがステージで広さがこのくらいで、立ち位置が…、って決めてできるんですけど、今回は学校だし、実際に現地に行く前に、ここは廊下で、この階段を上がって、なんて頭の中で想像しながらやってます。頭フル回転で大変です(笑)。
──イメージトレーニングしながらのリハーサルなんですね。学校でのライブというと、新潟県の長岡中越高等学校吹奏楽部と共演した「Rocket Queen feat. MCU」(マーチングバンド ver.)のMVみたいな感じですかね?
坂本遥奈:そうです、ホントにあんな感じで。あれは1曲のMVとして成り立っていますけど、それが1ステージ分のライブになってる感じだと考えてもらえればわかりやすいかと思います。
秋本帆華:あれみたいなことを生中継でやります。
──めちゃくちゃ大変じゃないですか。
坂本遥奈:めちゃくちゃ大変ですよ。
秋本帆華:スタッフさんも大変です。
大黒柚姫:みんなそわそわしてる。初めてのことだからね。でもめっちゃ楽しみ。
──内容に関しては、当日までのお楽しみのところも多そうですが、敢えてお訊きします、ズバリ見どころは?
秋本帆華:見どころしかないです。
──そうでしょうけど…(笑)
大黒柚姫:まず、開始時間が16時半からということで、普通のライブより早い始まりなんですけど、これには理由がありまして。夕方から夜に向かって暗くなっていく演出だったりとか…
坂本遥奈:落ちていく太陽も照明の一部となって。
大黒柚姫:景色までも演出になるっ。
──おおっ! 雨、降らないで欲しいですね。
坂本遥奈:できれば降らないで欲しいんですけど、降ったら降ったで…?
大黒柚姫:雨は雨で演出になっちゃうかも?
秋本帆華:セットリストが変わったり?
──すごい! そこまで考えられているんですね。
秋本帆華:雨バージョンもございますので。
大黒柚姫:いろいろ考えてます。ハイライトなんて1曲1曲に詰まりすぎちゃってますし。1曲の世界観を構成だったり細かいところまで詰め込んでいます。終了後もアーカイブで見られるので何回も見て、こだわりポイントを見つけて欲しいなと思います。
秋本帆華:パフォーマンスだと振りも普段とは違うことだらけなんですよ。シチュエーションを活かして考えているので。カメラ割りだったり、道具を使ったり…とにかく普通のライブではないです。
大黒柚姫:セットリストもユニット曲があったり。チームしゃちほこ時代の曲だとTEAM SHACHIになってからあまりやってこなかったレア曲も今回解禁します。
──メンバーがアイデアを出した演出も?
坂本遥奈:はい。演出家さんと話し合って、「こういうことやりたい」という要望を出したり。現地へ下見に行ってくださったスタッフさんから「こういうこともできるよ」「ああいうこともできるよ」というのを聞きながら。「え?焼けるの?」とか。
大黒柚姫:急に出てきた「焼けるの?」(笑)。
秋本帆華:「焼けるの?」はポイントです。
──まったく何を言ってるのかわからないんですけど…。
一同:(大笑)
坂本遥奈:それは見てからのお楽しみです。
大黒柚姫:伏線を張っておこう(笑)。
──配信見終わってから、再びこのインタビューに戻って来られるように(笑)。涼しくなった今の季節、屋外は気持ちよさそうですね。
坂本遥奈:9月末ですけど、私たちの夏を詰め込んだものになっていて、そこから背中越しに秋を感じてもらえたら。外だからできることも盛りだくさんで、普通のステージだったらできることは限られるけど、学校だから無限大なんですよ、教室があって、校庭もあって、自然もいっぱいだし、いろんなところへ移動しながらライブを作りあげていく。
大黒柚姫:それを生でやるんですからね。前もって撮影してつなぎ合わせるならわかるんですけど、よく考えたらヤバイな…。
坂本遥奈:え?今さら?(笑)。
大黒柚姫:なんか我に返って冷静に考えたらヤバイなって。私たちにとっても挑戦なので楽しみです。
──16時半スタートということで、ちょうど放課後の、昔感じたあの独特な雰囲気と重ねられるものもありますよね。
一同:おおーっパチパチパチ(拍手)
坂本遥奈:それ、そのままいただいてもいいですか?
──どうぞ(笑)。
秋本帆華:えー、じゃあ、秋本の言葉で。
坂本遥奈:ずるい(笑)。
大黒柚姫:まあ、センターだから(笑)。
秋本帆華:(得意げに)16時半って放課後じゃないですか。昔感じたあの独特な雰囲気と重ねられるんじゃないかって。
大黒柚姫:丸コピでした。
一同:(大笑)
坂本遥奈:もっと学校で遊びたいけど、帰らなきゃいけないという寂しい気持ち…でも、私たちは大人だから遊んじゃおっ。
大黒柚姫:あはっ、最高だねそれ。
秋本帆華:先生いないから、廊下を走っても大丈夫(笑)。
大黒柚姫:ホント、懐かしい気持ちになりそうだよね。黒板とか卒業してから見る機会ないし。朝礼台もあったりするし。
坂本遥奈:えっ? 朝礼台?
秋本帆華:朝礼台?
坂本遥奈:朝礼台もひとつの…
秋本帆華:キーワードですっ。
──10月に2周年を迎えるTEAM SHACHIの、今後の活動にも繋がる重要なライブになりそうですね。
坂本遥奈:お客さんを入れての有観客ライブは10月にZepp Nagoyaでの2周年のライブと12月の豊洲PITから久しぶりに始めるんですけど、今回のライブに関しては初めての試みだし、今後も続けていきたいと考えているものなので大きいですね。
秋本帆華:何をやるにしてもいちばん最初のものは見てもらいたいというのがあるので。ホントにびっくりするくらいの挑戦なので、「今回は配信なのかぁ」と思ってる人にもぜひ見てもらいたいです。
大黒柚姫:歴史の目撃者になれる。TEAM SHACHI史上最大の挑戦、派手なことをやるので、みんなに目撃者になっていただいて、楽しんでもらいたいなと思います。
坂本遥奈:最初から最後までが見どころってすごいよね。
──大変な内容ですが、ハプニングやトラブルがあってもそれはそれで楽しめそうですね。
坂本遥奈:まさに。
大黒柚姫:その通り!
秋本帆華:それも秋本の言葉としていただいても…?
坂本遥奈:ファンの人に怪しまれる。「今日の帆華、いいことばかり言ってるしなんだか様子がおかしいぞ」って(笑)。
一同:(大笑)
──今回の配信はまさにコロナ禍だからこそ生まれたものですよね。自粛中もちゃんと爪を研いでいたというか、今できることを模索してきた中でたどり着いたひとつの完成形であり、TEAM SHACHIの新しいエンターテインメントが生まれようとする瞬間でもある。いろんなアーティストが配信ライブを行っている中で、誰もやってないことをやろうとしてるわけですから、すごいことになりますね。楽しみにしております。
坂本遥奈:ありがとうございます。配信ライブを経て、こういうことができるんだとわかったからこそのものだと思います。
秋本帆華:今回は第1弾で、これがうまくいったらまた第2弾、第3弾…と、いろんな場所でやっていきたいです。「私たちが行った場所がステージになる」というのは面白いもんね。
坂本遥奈:「私たちが行った場所がステージになる」って、めっちゃくちゃカッコよくないですか?そんなグループ聞いたことないし。これは私たちが、第一の、えっと、“アレ”として…。
秋本帆華・大黒柚姫:先駆者。
坂本遥奈:そう、先駆者(笑)。新しい配信ライブの先駆者として「TEAM SHACHIってすごいな、どこでもライブ会場にしちゃうんだよ」って、みんながざわざわしてくれたら嬉しいです。
撮影◎西角郁哉
取材・文◎冬将軍
TEAM SHACHI初の有料配信ライブ<SPOT ~STAGE at 奥三河~>
※当日16:00から、視聴者同士のグループビデオ通話やコメント機能をご利用いただけます。
【アーカイブ配信期間】
ライブ配信後もアーカイブ配信として映像をお楽しみいただけます。
FC会員:9月28日(月)10:00~10月12日(月)9:59
一般:9月28日(月)10:00~10月5日(月)9:59
【配信プラットフォーム】
Thumva(サンバ)
https://thumva.com/events/cTsqgdFErsqL5h2
※チケット所有者は上記ページからご視聴いただけます。
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※アプリは視聴専用です。アプリからのチケット購入はできません。
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