ボブ・モールド(ハスカー・ドゥ、シュガー)、1年半振りとなるニューAL完成
『Blue Hearts』はボブ・モールドの40年に渡るキャリアの中でも最もストレートに対決的な作品と言える。そこには、これまでに一気に書いたプロテストソング群の中で最もキャッチー、と本人が語る14曲が収録されている。
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アルバムのプロデュースはモールド自身で、かの有名なシカゴのElectrical Audioで長年のコラボレーター、ボウ・ソレンソンとレコーディングは行われた。バッキングにはドラマーのジョン・ウースターとベースのジェイソン・ナルデュシーを再フィーチャー。現在の日々の問題を捉えながら、ベテランのシンガーソングライターによる画期的な過去に頷いた内容へと仕上がっている。
Rolling Stone誌によると前作『Sunshine Rock』はモールドの“猛烈な幸せ”を表現した作品であったが、『Blue Hearts』は怒りで煮えくり返った辛辣な作品である。まさに、前作の前向きな陽に対する怒り狂う陰のアルバムと言えるのだ。
『BLUE HEARTS』
MRG730JCD[国内流通仕様] ¥2,200+税
発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Heart on My Sleeve
2. Next Generation
3. American Crisis
4. Fireball
5. Forecast of Rain
6. When You Left
7. Siberian Butterfly
8. Everyth!ng to You
9. Racing to the End
10. Baby Needs a Cookie
11. Little Pieces
12. Leather Dreams
13. Password to My Soul
14. The Ocean
◆ボブ・モールド オフィシャルサイト