メタリカのJ・ヘットフィールド、ロックダウン中「曲と友達をいっぱい作った」

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Photo by Anton Corbijn

メタリカのジェイムズ・ヘットフィールド(Vo)は、新型コロナウイルスによるステイ・ホーム中、曲作りはもちろんのこと、地元でたくさんの友達を作ることができたという。

先週、SiriusXMのインタビューに応じた彼は、ロックダウン中どう過ごしていたかとの質問にこう答えた。「新型コロナウイルスのせいで苦労している人がたくさんいるのわかっているから、不快に聞こえたら嫌なんだけど……。俺らがいるサービス業、もちろん、音楽業界は大打撃を受けているからね。でも、俺らはツアーに出てるか、曲を作っているかだ。だから当然、“ツアーがないなら、曲を書き始めよう”なんだよ。俺は山ほど曲を作った。“オーケー、いま俺に何ができる? 曲作りしよう”ってミュージシャンはたくさんいると思う」

「それ以外で大きかったのは、家にいることで地元(コロラド)の友人たちとコミュニティを築けたとこだ。ラッキーなことに、山の中だから他の場所に比べ、屋内に閉じこもっていなくても済む。大都市に住んでいる人たちは大変だと思う。でも、ここではバイクに乗ったり、ボートで遊んだり、釣りや射撃、ハンティング、屋外でできることがある。これまで以上に友達が増えた。バーベキュー開いたりして、友人たちとコミュニティを築いてる。そんなこと前はできなかった。だって、来週はリハーサルがあって出かけなきゃいけないから無理だって生活だったからね。最近は真の友情を築くことに時間を費やしてる。そういうのがなかったってわけじゃないが、地元でだよ。俺にとってはデカいことだね。それに、ガレージにこもってもっと溶接の作業に励んでるよ。最近は鳥の餌箱を作った。50羽は食べに来れる。ああ、これまでとは違った形で、自然や人生をより楽しんでる」

メタリカは今月初め、カリフォルニア州のワイナリーで、昨年9月以来となるフル・パフォーマンスを無観客で行ない、それを先週末(8月29日)北米のドライブイン・シアターで上映した。

Ako Suzuki
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