カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムスらが語る、2017年末に閉店したパリ「コレット」の最後の日々を追ったドキュメンタリー映画が9月上映決定

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2017年12月に惜しまれつつ閉店を迎えたパリの伝説的なセレクトショップ「コレット」。 閉店までの日々を追ったドキュメンタリー『COLETTE, MON AMOUR(コレット・モン・アムール)』の日本公開が9月26日に決定した。

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ベルリン発のメンズオンラインメディア「HIGHSNOBIETY」とパリの映像プロダクション「La/Pac」が共同プロデュースし、ユージ&イリアーヌ・ローソン=ボディ兄弟がディレクターを務めた本作品には、カニエ・ウェスト、ファレル・ウィリアムス、Futura2000、ヴァージル・アブロー、NIGO(R)︎、阿部千登勢、Verbal、片山正通などコレットのファンであった世界中の著名人が彼らの思い出やコレットがファッション業界に与えた影響について熱い思いを語る貴重な映像も含まれている。


『COLETTE, MON AMOUR』は2019年末のパリでのプレミアを皮切りに、ロンドン、NYで限定プレミアとイベントを開催。 東京では2020年9月26日(土)から10月8日(木)、 渋谷PARCO8Fの映画館(WHITE CINE QUINTO)限定で公開となる。

映画の公開を記念し各都市で限定のマーチャンダイズを取り扱うポップアップストアもオープン。それぞれの都市でコレットと「HIGHSNOBIETY」がキュレーションした限定のコラボ商品が発売される。東京のポップアップストアは9月に渋谷パルコ内「2G」にて開催予定(詳細は後日発表)。


ディレクターのユージ・ローソン=ボディは「閉店のニュースを聞いてすぐに、コレットの最後の日々を記録しなければいけないという衝動にかられ撮影を始めました」と語る。「伝説のアドレス、パリ、サントノーレ通り213番地の閉店までの日々やコレットが象徴するものを記録に残すことは我々にとって不可避なことでした」とイリアーヌ・ローソン=ボディもコメントする。


「このプロジェクトに対して自分の中で危機感がなくなり始めてきたときに、コレットとサラをどれほど尊敬しているかに気付きました。彼らがアートやカルチャーに注ぎ込んだすべてのこと、彼らが発信し続けたあらゆるジャンルのミックスカルチャーがどれだけ多くの人に影響を与えてきたか、また、多くのアーティストやクリエイターと同じように、カメラマンとしてコレットに出入りしていた私もキャリアの転機を迎えることができたことを思い出しました。エリアーネと私は、コレットストアのストーリーを私たちの視点から伝えなければいけないということに気づいたのです。この映画は、伝説のコンセプトストア『コレット』とその創設者へのトリビュートなのです」とユージは続ける。


「お店のクローズを発表したときに、ユージからドキュメンタリーを撮影させてもらえないかとお願いされました。どんな結果になるのか、誰をインタビューするのか全く想像がつきませんでしたが、とりあえずOKしました。このドキュメンタリーを通して私と母の過ごした美しい時間を共有し、すでにコレットを訪れたことがある人にはその時の体験を呼び覚まし、訪れることができなかった人たちには当時の様子を少しでも感じていただければと思っています」とコレットの創立者でありクリエイティブディレクターを務めたサラ・アンデルマンはコメントする。


ファウンダー兼CEOのデイビッド・フィッシャーも以下のようなコメントを発表している。「コレット閉店のニュースは世界中のファッション業界にショックをもたらしました。このドキュメンタリーを通して、コレットがストリートとファッションシーンに残した功績を蘇らせることができたことは、私にとってもハイスノバイエティにとっても誇り高いことです」。


『COLETTE, MON AMOUR』

2020年9月26日(土)〜2020年10月8日(木)※2週間限定公開
ホワイトシネクイントWHITE CINEQUINTO
(〒150-8377東京都渋谷区宇田川町15-1渋谷PARCO8階)
ドキュメンタリー60分/フランス語、英語、日本語
製作:HLB,La Pac Film,Highsnobiety
監督:Hugues and Eliane Lawson-Body
編集:Thibaut Sève

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◆WHITE CINEQUINTO オフィシャルサイト
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