YOSHIKI、セイント・ヴィンセントの「NEW YORK」をリワーク。8月28日に急遽配信
YOSHIKIがアメリカのシンガーソングライター、セイント・ヴィンセントのヒットソング「NEW YORK」をリワークし、ユニバーサルミュージックのLoma Vista Recordings / Caroline Internationalから8月28日にリリースすることが決定した。
原曲の「NEW YORK」はセイント・ヴィンセントの全米でトップ10入りを果たしたアルバム『MASSEDUCTION』に収録されている名作で、今回のリワーク作品では、YOSHIKIのクラシカルにインスパイアされたアレンジにより原曲のほろ苦いメロディーに新たなテイストが加えられている。
2人のコラボレーションは、 両者がジャンルを超えた独創的な音楽を追求する中で実現。 音楽のみならず視覚的にも独自のスタイルを築き上げた二人がジャンルを超えてコラボレーションすることは、彼ら自身も予想外だった反面、 自然な流れでもあった。
■セイント・ヴィンセント コメント
リワーク作の「NEW YORK」でYOSHIKIとコラボレーションできたことはとても光栄でした。YOSHIKIとは出会ってから日が浅く、お互いに離れた場所にいましたが、すぐに打ち解けることができ、オリジナルの魅力を保ちながら繊細かつ大胆にリアレンジすることができました。
■YOSHIKI コメント
アーティストとして革新的かつ勇敢にアプローチするST. VINCENTのジャンルの境界を打ち破る音楽性は、大変素晴らしいと思っています。X JAPANがコーチェラフェスティバルに参加した2018年にST.VINCENTも参加しており、今年共通の友人からお互いを紹介されて出会いました。「NEW YORK」はオリジナルが既に名曲ですが、彼女が僕のクラシカルなアプローチで曲を完全にリアレンジすることを任せてくれて、大変感謝しています。ST.VINCENTのファンの皆さんに喜んでいただけることを願うと共に、僕のファンの皆さんにも喜んでいただければ嬉しいです。
なお、このリリースは本日8月27日に急遽行われた初のオンライン記者会見にて発表された。YOSHIKIは記者会見の中で今回のコラボレーションの経緯やセイント・ヴィンセントへのリスペクトを語った。
本楽曲はすべてオンラインで制作され、2人が対面したのはすべてが終わってからのことだそう。YOSHIKIによるとピアノとストリングスで、心に沁みる楽曲に仕上がっているとのこと。
また、YOSHIKIは新型コロナウイルスの影響を受け、この六ヶ月間自宅で一人で過ごしていることも明かした。最近は仕事で人と会うこともあるが、検査を受けた人としか接していないという。食事もずっと一人でとっているそうで、「結構寂しい生活」との言葉も。
未だ先の見えないコロナ禍の現状については、「アーティストである僕たちはエンターテイナーであり、人を救う立場の人。それに徹したいと考えている。僕の残された人生、皆さんに希望を与えられるようなことをしなければならない」との思いを述べた。
「NEW YORK FEATURING YOSHIKI」
発売日:2020年8月28日(金)0時より
iTunes、 Apple Music、 Spotify他 各プラットフォームにて配信
レーベル: Loma Vista Recordings / Caroline International
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