アルルカン、生配信ライブ＜シネマティックサーカス#001＞から「君とのあいだに」映像公開

アルルカンが7月21日、＜シネマティックサーカス#001＞と題した自身初の無観客生配信ライブを開催した。同公演より「君とのあいだに」のライブ映像がミュージックビデオとして公開となった。

◆「君とのあいだに」ミュージックビデオ

幕開け前から波乱含みとなったのが、＜シネマティックサーカス#001＞だ。昨今のコロナ禍を踏まえて、公演事前に、メンバーおよびスタッフが抗体検査を受けたところ來堵(G)に陽性反応が出てしまうというアクシデント。その後、再度の抗原検査では陰性反応となり、PCR検査の結果を待つこととなるも、開催の目処が立たなくなったことで、ライブ配信同日に実施予定であった渋谷PARCO 6F『価格.com GG Shibuya mobile esports cafe&bar』での生配信ライブビューイングは中止を発表した。



さらにスタッフとの打ち合わせやリハーサル予定日だった7月19日は、來堵の検査結果を受けて中止となっていたなど、生配信ライブ自体の中止も予想されたが、開催当日の16時にPCR検査の陰性判定が出て、メンバーが合流。生配信ライブの実施が決定した。万全の体制とは言えないまでも、メンバーやスタッフはオンラインを駆使して対応を重ね、たどり着いたのが＜シネマティックサーカス#001＞となる。

そして開催された生配信ライブは「映画の様なクオリティーで、ライブを生配信したい」をテーマに高画質のカメラを11台使用、サウンドプロデューサーにミヤ（MUCC)を迎えて、約5ヶ月ぶりに“激しさ”と“切なさ”が融合されたライブパフォーマンスをオーディエンスに届け続けた。‬




既存曲はもちろん、8月19日にリリースされるアルバム『The laughing man』からも数多くの新曲が演奏された当日。その中から「君とのあいだに」の映像がミュージックビデオとして、オフィシャルYouTubeチャンネルに公開された。暁(Vo)を中心にメンバーが円状に、楽器陣が暁を囲む形で広がった陣形は、それぞれがアイコンタクトを取り合うことができるもの。加えて、激しくも丁寧な演奏とパフォーマンスで画面越しのオーディエンスを魅了した。その当日のリアルな雰囲気を感じることのできる仕上がりだ。

なお、＜シネマティックサーカス#001＞の模様はZAIKOおよびニコニコ生放送でアーカイブ配信を実施している。

撮影◎川島彩水