rowbai & Kuroyagi、初のダブルネームシングル「SPECTRUM320」リリース
rowbai、Kuroyagiの2名によるダブルネームシングル「SPECTRUM320」がリリースされた。rowbaiとKuroyagiは、DAOKO、Jinmenusagi、GOMESS等を輩出したLOW HIGH WHO?所属のアーティストだ。
ジャンルの枠組みにとらわれないアート性の高い音像のビートと、抑えられた起伏の中に強い意思を感じる歌が特徴的なシンガーソングライターrowbai。郊外的な虚無感の奥に渦巻く愛憎を描いたリリックと、世代やジャンルを問わず、様々なプレイヤーから評価を得ているラップスキルが持ち味のKuroyagi。「SPECTRUM320」は、そんな両者によるポスト・トラップミュージックとなっており、繊細に組み立てられたrowbaiのダークなビートに、Kuroyagiの記憶をカットアップしたような歌詞のマンブルラップが、サビなしでラストまでミニマルに展開していく。途中で挿入されるrowbaiの歌唱にも注目だ。
また、9SARI GROUPE関連のMVや、「大和(カリフォルニア)」「TOURISM」などの映画作品で、海外からも高い評価を得ている映画監督、宮崎大祐によるMVも公開された(https://www.youtube.com/watch?v=o5-b72N6XCI)。ゾンビ映画のティザー調で、コロナ以降の社会への含みも感じさせる仕上がりとなっている。
【アーティストからの推薦コメント】
●なかむらみなみ
ダークな雰囲気でとても刺激的...フロウも心地良く…語感!!!歌詞を見ながらそのまま3周ピートしました! 私がいう「波乗るなかむらみなみ」とは一味違った意味深な「波乗るなかむらみなみ」。ありがとうございます。要チェックです。
●宮崎大祐
rowbai & Kuroyagiの曲を聞いて、「ヒップホップとは常に最先端の音楽である」という長らく忘れかけていた公理を思い出した。
●rowbai コメント
情景が浮かんでくるKuroyagiさんの歌詞が素晴らしいので、ぜひ歌詞を楽しんでいただきたいです。ビートと私の歌は心地よく闇に沈んでいくようなイメージです。ゆらゆら波に乗って聴いてみてください。MVも面白くて最高なので合わせてお楽しみください。Kuroyagiさんの演技がかっこいいですよ!
●Kuroyagi コメント
rowbaiのビートを聴いて、思い浮かんだまま連ねた歌詞とフロウが、気づくと何か一貫したテーマや空気で全て繋がっていました。万人に理解されるか分かりませんが、間違いなくレベルのたかい現代のラップミュージックと言える自信があります。
リリース情報
Release: 2020.7.22
Format: Digital
Label: FRIENDSHIP.
Track:
1. SPECTRUM320
配信リンク
https://FRIENDSHIP.lnk.to/SPECTRUM320