【メールインタビュー】春夏秋冬、夏に訪れた恋の歌

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■大人のパーティーチューン

──そしてもう1曲、カップリング「YY」は明るいパーティー風のダンスチューン。これはどんなテーマを出して作っていった曲ですか?

TAKUYA:「1ページ目のLOVE STORY〜夏恋〜」は、甘酸っぱい懐かしい曲。「YY」は夏らしい元気な曲にしたくて、ライブでも子供からおじいちゃんおばあちゃんまで楽しんでもらえる曲にしたいと作りました!

──「YY」は4人とも、コミカルな表現もまじえてノリノリで歌ってます。特に「腰痛いんだけどね?」「テカってない?」などのところが最高です(笑)。「誰がここを歌う」という振り分けや、レコーディングのエピソードを教えてください。

TAKUYA:メンバーや楽曲チームの皆様と相談しながら、メンバーの誰がこの場所に合うかと相談して決めました! レコーディングはソーシャルディスタンスを取りながら、時間をずらしてメンバーがそれぞれレコーディングスタジオに入ったので 収録したメンバーの声を聴いて「こんなテンションで楽しんで歌ったんだろうな」と想像しながらレコーディングをしました。

MASSE:「腰痛い」の歌詞については、僕は実際に前作のインストアライブの最中にギックリ腰をしてしまってるので、笑っちゃいましたね。「YY」はまさにライブやショッピングモールなどでのインストアライブをイメージしている曲でもありますので、そのステージやお客さんを思い浮かべて雰囲気を作りました。

KEIGO:最初に「GO〜!!」で始まるんですが、4人それぞれの「GO〜!!」を録り、誰の声をCDに収録するかみんなで聴いて、誰のが一番いいか、自分以外に投票して、結果SHOJIの「GO〜!!」に決まり収録されました。それぞれの「GO〜!!」も面白いから、何かで披露したいな。

SHOJI:イントロの「GO〜!!」って僕が叫んでる部分があるんですが、4人それぞれ色んな「GO〜!!」をレコーディングして「GO選手権」をしました(笑)。どの「GO〜!!」が一番良いかで僕のが選ばれたのですが、3人の「GO〜!!」も最高に良かったのでいつかLIVEでお披露目したいです!!

──そんなふうにコミカルに見せて、「マイノリティやダイバーシティ」など、実はメッセージもしっかり入っている。ただのパーティーチューンとは一味違いますね。

TAKUYA:春夏秋冬のメンバーは大人なので、「YY」は大人のパーティーチューンなので、老若男女問わず楽しめる所が魅力だと思います。

──そしてCDの〈TYPE A〉には、PRINCESS PRINCESSのカバー「世界でいちばん熱い夏」が入ってます。みなさんはこの曲にどんな思い出がありますか? 実際に歌ってみて、どうでしたか?

TAKUYA:小さい頃よく車でかかっていた曲で、coverさせてもらえる事が決まった時凄く嬉しかったです! 実際に歌ってみて、この曲の力強さや楽曲のパワーが凄いので、改めてcoverさせてもらえて光栄です。

KEIGO:幼い頃からよく耳にしていた名曲という感じ。シンプルで歌いやすいのかと思いきや、カバーしてみると意外とAメロBメロは複雑なメロディだったから、ドンピシャ世代の人が正しいメロディで歌えるのか聞いてみたい。

SHOJI:昔阪神にいた新井良太選手の登場曲だったので、甲子園でファンのみなさんが一緒に歌っている映像が頭の中に毎回出てきます(笑)。

──そして〈TYPE B〉収録の「春夏秋冬物語 〜夏恋 MASSEの物語〜」は、夏担当メンバー・MASSEさんをフィーチャーした楽曲です。聴きどころは?

TAKUYA:前作より確実にメンバーが上手くなっていて、更に「1ページ目のLOVE STORY〜夏恋〜」の歌詞と連動した物語となっています。レコーディングの歌声とは違うメンバーのプライベートな事に注目して欲しいです。

MASSE:今回の物語は「1ページ目のLove Story〜夏恋〜」から派生した1つの物語です。効果音にもこだわっていて、景色も想像しやすいですし、この物語の中は台詞も含めてよりメンバーそれぞれの個性が感じられる内容になっているので、春夏秋冬を知るにはもってこいかなと思いますよ(笑)。

KEIGO:これもメンバーとは顔を合わさずのレコーディングでした。僕はたまたま最後だったから他のメンバーの声を聞きながら会話するような気持ちでセリフを言えたけど、最初に録った人は誰だったんだろう?

SHOJI:前回のTAKUYAの物語以上に、メンバーそれぞれのキャラクターが出てるなと感じています! それと前回の大根演技から少しは成長出来たかなと思います(笑)。

──ちなみに〈TYPE B〉ジャケットにも使用された「レインスプーナー」との浴衣コラボ、とても素敵です。ファッション担当、KEIGOさんの思うデザインのポイントは?

KEIGO:今回のアロハ柄の浴衣という和と洋の融合に、僕が衣装に使わせてもらったのが帯でなくベルト! 浴衣にベルトにスニーカーという超絶斬新な着付けを教わったのをヒントに、この夏の私服は、Tシャツデニムに下駄、扇子というようなコーディネートで出かけています。

▲「1ページ目のLOVE STORY〜夏恋〜」TYPE B盤

──今年の夏は祭りや花火などすべて中止で、いつもと違う夏になってしまいそうですけど、気持ちは明るく前向きでいたいですよね。みなさんは今年の夏をどんなふうに楽しもうと思っていますか。そしてリスナーにはどんな夏を過ごしてほしいですか。

TAKUYA:今年の夏は自粛しながら夏の曲を聴いたり、海辺をドライブしたり夏は感じたいと思っています。リスナーの皆様にも身体に気をつけながらも夏を感じて欲しいので、是非まずは夏にピッタリな「1ページ目のLOVE STORY〜夏恋〜」を聴いて欲しいです!

MASSE:家にいることも大事ですが、息抜きも大事だと思うので、今年の夏はドライブしながら田舎を回りたいですね。新しい発見も有りそうですし、またそれをラジオや配信などでも伝えられたらいいかなと思います。

KEIGO:お祭りや花火にも行けず、地元・大分にも帰れない夏。ある意味今年は忘れられない夏になると思うから、新しい事にいろいろチャレンジして過ごします。

SHOJI:朝の第一試合から甲子園を見るという毎年の日課がなくなってしまいましたが、KEIGOを見習って美を追求したいと思います(笑)。リスナーのみなさんには「1ページ目のLOVE STORY〜夏恋〜」を聴いて欲しいです! 1日5分だけ! たった5分だけで良いので僕らにお時間をください(笑)。

──そして、この流れで行くと次に出るのは「秋盤」。KEIGOさんの出番です。気が早いですが、もしも今考えてることがあればちらっと教えてもらえれば。

TAKUYA:秋はKEIGOの担当季節なので、KEIGOらしい曲ができたらと思います! そしてカバー曲なども、「明日、春が来たら」「世界でいちばん熱い夏」と来たので、秋のcover曲にも注目して頂きたいです。

MASSE:春夏秋冬を老若男女問わずもっと知ってもらいたいので、メロディも覚えてもらいやすく、みんなが出来る振り付けは必須ですね。

KEIGO:秋こそは、お客さんの前にたくさん出ていきたい! 秋の曲の候補は上がってきているので、制作に入るのが楽しみです。春、夏とはまた違う春夏秋冬の新しいカラーを出していきたいです。KEIGOの秋でもあるので、リリースに向けて今からコンディション整えます。

SHOJI:KEIGOの30オーバーの男とは思えない可愛さと愛らしさを、全国の皆さんに知ってもらいたい(笑)。きっとみんなハマっちゃうはず!!

──最後に、リスナーのみなさん、そしてBARKS読者へメッセージをお願いします。

TAKUYA:2020年3月25日にメジャーデビューさせていただきました! 僕達はメンバーみんな30代以上、諦めきれない夢を持った4人が揃って同じ夢を追っています。いくつになっても夢は叶えられるんだと、そして支えてくださった方々に恩返しがしたいと頑張っています。僕達の音楽で皆様を応援していきますので、春夏秋冬を宜しくお願いします!

文◎宮本英夫

2nd Single「1ページ目のLOVE STORY〜夏恋〜」

2020年7月15日(水)発売
■TYPE A盤
MUCD-5370 ¥1,364+税
[CD]
1. 1ページ目のLOVE STORY 〜夏恋〜
2. Y Y
3. 世界でいちばん熱い夏
4. 1ページ目のLOVE STORY 〜夏恋〜
5. Y Y(カラオケ)

■TYPE B盤
MUCD-5371 ¥1,364+税
[CD]
1. 1ページ目のLOVE STORY 〜夏恋〜
2. Y Y
3. 春夏秋冬物語 〜夏恋 MASSEの物語〜
4. 1ページ目のLOVE STORY 〜夏恋〜(カラオケ)
5. Y Y(カラオケ)

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