miwa、劇場オリジナルアニメ『神在月のこども』の主題歌担当
2021年に全国公開される劇場オリジナルアニメ『神在月のこども』の主題歌を、miwaが担当する。
日本各地で“神無月(かんなづき)”と呼ばれる10月が、出雲では“神在月(かみありつき)”と呼ばれる。今作『神在月のこども』では、全国の神々が出雲に集い、翌年の縁を結ぶ会議を行うという云われを題材に人々と神々、各地と出雲、そして、この島国の根にある“ご縁”という価値観を描く。母を亡くし、大好きだった“走ること”と向き合えなくなった主人公・少女「カンナ」のもとへ、一羽のうさぎ(シロ)と、一人の少年(夜叉)が現れ、出雲までの旅にカンナをいざなう。
また、「役柄を体現し、演じる“俳優”に人々の声を、声だけで、人でないものまで演じる“声優”に神々の声を」といったコンセプトをもとに“ご縁”をたどり、キャスティングは数カ月間にわたって実施され、カンナ役には蒔田彩珠、神使の兎・シロ役には坂本真綾、⻤の少年・夜叉役は入野自由が務める。さらに、白井孝奈が初めてアニメーション監督を務めるほか、坂本一也(監督作品:『彼女と彼女の猫』他)がクリエーション監督、絵コンテには望月智充(監督作品:『海がきこえる』他)、美術監督には佐藤豪志(美術監督作品:『機動戦士ガンダムOO』『鋼の錬金術師』『コードギアス 亡国のアキト』他)らが集結した。
そしてこの度、主題歌を歌うmiwaのメッセージ動画が公開された。主題歌を担当することになった経緯や、デビュー10周年を迎えての意気込み、主題歌制作時のエピソードを述べ、また主題歌に込めた熱い想いや本作の公開を待つファンに向けてメッセージを送る。
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<miwaコメント>
※以下メッセージ動画から
「昨年パリのJapan Expoに初めて参加した時にライブを見ていただく機会があり、そこで主題歌をぜひ!という夢のようなお話をいただきました。日本の情緒や魅力がたっぷり詰まった映画ということで、私もデビュー10周年を迎え新たなことにトライするつもりでこの話を引き受けさせていただきました。まだ出来立ての脚本やカンナのキャラクターの線画を拝見させていただき、カンナの気持ちになって曲を書こうと思いデモ制作に入りました。映画の制作と並行して曲作りをしたので、映画の雰囲気やアニメーションに合うように曲作りしていきました。また曲を聞いていただきその曲に合わせてアニメーションを制作していただいたりと、曲と映画が凄くマッチした作品になるんじゃないかなという風にワクワクしています。今、特にコロナの影響があり世界中で大きなイベントが中止になってしまったり、私たち音楽をやっている人にとってもライブができない状況があったりと、何かと逆風に立たされていますが、日本の魅力を世界中の人に知っていただくことができるアニメーションという映画を通して世界中のファンと繋がることができるんじゃないかと思いますし、この作品に携われることをとても光栄に思っています。皆さんと一緒にこの音楽そして映画を作っていきたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください!
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さらに制作に参加している各社、ソニー・ミュージックレーベルズ 部長 吉竹 直樹氏、ABCアニメーション 代表取締役社長 西出 将之氏、イオンエンターテイメント 取締役 小金澤 剛康氏からコメントも寄せられている。
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■吉竹 直樹(ソニー・ミュージックレーベルズ)コメント
2019年の7月にフランスのパリで開催された欧米最大のジャパンカルチャーイベント、Japan Expoに参加した際、初心に戻る意気込みで多種多様な人が集まるフリースペースでのギター弾き語りLIVEを敢行し終えた後、楽屋に戻ったところで初対面の四戸プロデューサーらに声を掛けられました。
氏曰くたまたま会場移動中にmiwaのステージで足が止まり、LIVEを見て感動した、との事。20万人以上来訪する会場での予期せぬ出逢いにこちらも嬉しくなり話込む中で、miwaが会場で歌った「ヒカリへ」を聴いて同氏たちが会社設立時、状況が似ている事から励みにしていたドラマ『リッチマン、プアウーマン』を思い出した、今立ち上げている映画の企画で音楽を作ってくれないか?というまさしくドラマのストーリーの様な展開に。帰国後再会し説明された「神在月のこども」の成り立ち、コンセプト、関わる方々の想いにすっかり魅了され、スタートアップから参加させていただける運びになりました。
そんな出逢いがあったパリの空の下で体験したLIVEやイベントで感じたのは、“世界は近い”、“人種や世代や性別なんて思ったほど関係ない”、そして改めて“日本の文化は素晴らしい”、という事でした。この映画はそのいずれも実証出来る作品になると思います。
miwaも今年でデビュー10周年を迎えました。今回の偶然の出逢いを必然にする為にも、音楽で作品に更なる彩りを加えられるように力を注ぎ込みたいと思います。
■西出 将之(ABCアニメーション 代表取締役社長)コメント
昨年の春、弊社のプロデューサーの吉田くんから、「良い脚本があるから読んでほしい。」と開発中のシナリオを渡されました。それが、『神在月のこども』との出会いです。キャラクターの心情が手にとるように分かり、日本の原風景が次から次へと浮かびあがる、素晴らしい脚本でした。海外ライセンス班の蔡さんにも脚本を読んでもらったところ、親子の愛情というグローバルな価値観と日本固有の文化の映像表現に、心惹かれるという評価でした。その後、アヌシー国際映画祭でクリティカユニーバサルの四戸さんともご一緒する機会があり、作品について色々とお話しさせていただいた事が、『神在月のこども』に参画するきっかけとなりました。ABCアニメーションは、より多くの方々に常に斬新でかつ、挑戦的な映像作品をお届けすることを目指しています。『神在月のこども』は、まさにABCアニメーションの考えと一致した作品と考えています。すでに『神在月のこども』の特報については、夏休み時期にテレビCMとして放映することを決めています。またアヌシー映画祭でのピッチリレーにも参画し、すでにセールスを開始しており、目の肥えた海外のライセンシーの評価も高いと聞いております。
この静謐ながら色鮮やかな日本のアニメーションが、世界の多くの映画ファンに支持されることを確信しております。
■小金澤 剛康(イオンエンターテイメント取締役)コメント
こどもにとって、自分を作り上げるエピソード記憶は多ければ多いほど良いと、私は勝手に思っています。ケンカでもTVでも旅行でもなんでもいい、その中から滅多に経験できないことを味わって、ステキな思い出と感性をたくさん作ってほしい、そう願って、例えば我が子にはたくさん刺激的なものに触れさせてきました。こどもたちにとって最高の経験になるであろう『神在月のこども』。この映画から、ステキな思い出と感性がたくさんのこどもたちに残ることを願っていますし、自信をもって私たちは全国に届けたいと思っています。
今回、イオンエンターテイメントは本作の配給を行います。全国にある「イオンシネマ」でも当然ながら上映しますので、多くの地域でこの映画を楽しんでいただければ幸いです。
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(c)2021 映画「神在月のこども」製作御縁会/『神在月のこども』
■映画『神在月のこども』
出演:蒔田彩珠、坂本真綾、入野自由
原作・コミュニケーション監督:四戸俊成/アニメーション監督:白井孝奈
脚本:三宅隆太、瀧田哲郎、四戸俊成
キャラクターデザイン・総作画監督:佐川遥/神様デザイン:小田裕康
色彩設計:垣田由紀子/美術監督:佐藤豪志/撮影監督:髙津純平/音響監督:岩波美和
クリエーション監督:坂本一也/絵コンテ:白井孝奈、坂本一也、望月智充
エグゼクティブプロデューサー:小金澤剛康、西出将之、関口忠宏
統括プロデューサー:オシア ウコ/プロデューサー:三島鉄兵、吉田佳弘
プロダクションマネージャー:里見哲郎/スーパーバイザー:諏訪道彦
企画:クリティカ・ユニバーサル/製作:「神在月のこども」製作御縁会
制作:ライデンフィルム/音楽:ソニー・ミュージックレーベルズ
宣伝:パジー・エンタテインメント/配給:イオンエンターテイメント
(c)2021 映画「神在月のこども」製作御縁会/『神在月のこども』
『神在月のこども』公式サイト:http://kamiari-kodomo.jp/
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◆『神在月のこども』 オフィシャルサイトこの記事の関連情報
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