ブライアン・エプスタインの映画、ジョナス・アカーランドが監督
オジー・オズボーン、レディー・ガガ、マドンナ、メタリカ、U2、マルーン5ら数多くのミュージック・ビデオを手掛け、ポール・マッカートニーの『Live Kisses』でグラミーを受賞したスウェーデン出身の映像作家ジョナス・アカーランドが、ザ・ビートルズのマネージャーだったブライアン・エプスタインの映画『Midas Man』を監督することが決まった。
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『Variety』によると、制作会社のTrevor Beattie Filmsらプロデューサー達は映画について「成功の喜び、とてつもないリスクに対するプレッシャーや満たされない欲望を描く情緒的でウィットに富んだ感動的な物語になる」と、アカーランドについては「彼はロックンロールの心を持ち、音楽と音楽業界を理解している」とコメントしている。
アカーランドは「ブライアン・エプスタインの物語には僕が求めているもの全てがある。彼は誰も知らなかった道を知っており、他の誰も見ていなかったことを見ていたように思う。僕はそこが好きなんだ。彼のヴィジョンは驚異的で、それまで存在していなかったカルチャーを創り出した」「ブライアンの心の中を見て回るような映画になる。僕は彼を蘇らせたい」と話している。
アカーランドは最近ではオジー・オズボーンの「Under The Graveyard」のミュージック・ビデオを監督。オジーと妻シャロンの物語をショート・フィルムのように描いた。マドンナの『The Confessions Tour』(2007年)とポール・マッカートニーの『Live Kisses』(2012年)で2度グラミー賞最優秀音楽映画を、同じくマドンナの「Ray Of Light」で最優秀ミュージック・ビデオを受賞している。長編映画ではホラー・スリラー『Lords Of Chaos』(2018年)、『ポーラー 狙われた暗殺者』(2019年)などを監督してきた。
Ako Suzuki
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