『ROCK AND READ』、MUCC逹瑯×lynch.葉月対談が実現「コロナ禍に何をすべきか」
“読むロックマガジン”こと『ROCK AND READ』の最新刊、第90号が6月19日に発売される。今回の表紙は6月10日に15枚目のオリジナルアルバム『惡』をリリースしたMUCCのボーカリスト、逹瑯だ。
◆『ROCK AND READ』第90号 画像
誌面にはミヤ、YUKKE、SATOち等の楽器チームも登場。逹瑯を含めた全員がパーソナルで、それぞれの視点からアルバム『惡』収録全曲を解説した。MUCCはメインソングライターのミヤ以外にも全メンバーが作詞作曲を手がけているが、今作にも4人の“四者四様”の全16曲が収録されており、作った本人のその曲に対する思いと他のメンバーの思いの対比を読み取ることもできるなど、メンバー各々の見地を知ることで最新アルバム『惡』の本質が浮かび上がる。
また、収録曲「目眩」にシャウトでゲスト参加したlynch.の葉月と逹瑯の対談も実現。それぞれのシャウトに対する考え方をはじめ、このコロナ禍のさなかにミュージシャンは何をすべきかという命題についてまで徹底討論しているところも見逃せない。いわばアルバム『惡』を完全解剖する副読本的な内容は、夢烏(ムッカー:MUCCのファンの呼称)要注目の仕上がりだ。
また、『ROCK AND READ』第90号では、ヴィジュアル系黄金期と言われる『90年代ヴィジュアル系』を再考察した特集が組まれた。BUCK-TICKがアルバム『惡の華』を引っさげてシーンに復帰したのが1990年、LUNA SEAの終幕が2000年。その間のシーンの動向を徹底追跡すると同時に、ヴィジュアル系の起源や、ブーム後に起こったいわゆる“反ヴィジュアル系”の動きについてまで踏み込んだ解説は読み応え十分。当時をリアルタイムで体感してなくともわかりやすい特集が大ボリュームで届けられる。さらにはDIR EN GREY、己龍の無観客ライブのレポートから、アリス九號.の沙我、ソロで活躍する中島卓偉のパーソナルロングインタビューまで、幅広いラインナップも見どころだ。
■『ROCK AND READ 090』
cover:逹瑯 MUCC
back cover:逹瑯 MUCC × 葉月 lynch.
personal interview
・ミヤ MUCC
・YUKKE MUCC
・SATOち MUCC
・沙我 アリス九號.
・猟牙 RAZOR
・夕霧 DaizyStripper
・YUCHI sukekiyo
・中島卓偉
live report
・DIR EN GREY
・己龍
特集:「90年代ヴィジュアル系」再考察
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