東京事変、映画『さくら』に主題歌「青のID」書き下ろし
東京事変が、映画『さくら』の主題歌を担当することが発表された。
◆予告編、画像
『さくら』は、西加奈子の同名小説を実写映画化した作品。『三月のライオン』『ストロベリーショートケイクス』などの矢崎仁司監督がメガホンをとり、物語の中心となる長谷川家の3兄妹を北村匠海と小松菜奈、吉沢亮、両親を寺島しのぶと永瀬正敏が演じる。
主題歌に決定したのは、東京事変が本作のために書き下ろした「青のID」だ。今回の発表に合わせて、映画のメインビジュアルと、楽曲の一部が聴ける予告編が公開された。
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■東京事変 コメント
この度は我々の大好きな人が書いた小説の映画化にあたり、
主題歌をご注文くださり、ほんとうにありがとうございます。
小松菜奈氏ら適切な配役をはじめ、終始大胆且つ繊細な傑作。
ハイティーン期間限定のあの、痛くて痒くて堪らないきぶんを
思い出し、久し振りに孤独に咽びながらしかし皆で力を合わせ
ながら、映画へ寄り添うべく精一杯努めました。子供と大人の
間の宙ぶらりんを自覚すればこそ振り絞りたいと焦り、未熟な
汗と涙を撒き散らす。お若いかたがたのそんなご様子を垣間見
るたび一緒に胸震わせてしまうのは、自分もその荒波を必死で
泳いだ者の内の一人だからだと改めて気付かされるのでした。
そして昨今、悪送球見舞われ続ける人類。各々何かと覚束ない
いまだからこそ本作を多くのかたがたと分かち合いたいです。
どんなときも愛を込めて。東京事変2O2O。
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■矢崎仁司監督 コメント
小説を映画にする時、一番大切にするのは読後感です。何度も泣いたし、いっぱい笑った、そして元気をもらったこの家族を描きたいと思った。素晴らしい俳優たちとサクラを演じた犬のチエちゃんとの奇跡的な出逢いで生まれた映画です。試写室ですすり泣く声を聞いたのも初めてですが、何より嬉しかったのは、涙より笑い声が起こったことです。「生」を描くには分母に「死」があり、「哀しみ」を描くには分母に「笑い」が必要です。きっと、この家族との出会いが、今の長いトンネルの先の一筋の光になってくれると信じています。最後に届けられた東京事変の主題歌『青のID』は、今だからこそ、世界に愛を叫ぶ、新しい喜劇の産声のように聞こえました。この家族に会いに来て欲しい。きっと元気になるから。
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『さくら』は11月13日(金)に公開される。
『さくら』
出演:北村匠海、小松菜奈、吉沢亮、
小林由依(欅坂46)、水谷果穂、山谷花純、加藤雅也、趙珉和、
寺島しのぶ、永瀬正敏
原作:西加奈子「さくら」(小学館刊)
監督:矢崎仁司 脚本:朝西真砂 音楽:アダム・ジョージ
主題歌:東京事変「青のID」(EMI Records/ユニバーサルミュージック)
製作:「さくら」製作委員会 製作幹事:松竹 制作プロダクション:FREBARI
配給:松竹 宣伝協力:CAMDEN 特別協賛:D O K U S O映画館 日本ネットワークサービス 日立物流
(C)西加奈子/小学館 (C)2020「さくら」製作委員会 2020年/日本/カラー/16:9/DCP5.1ch/119分/G
公式HP:sakura-movie.jp 公式Twitter:https://twitter.com/sakuramovie