陸上自衛隊中部方面音楽隊、若者にエールを送る「栄冠は君に輝く」MV公開

“陸上自衛隊の歌姫”と呼ばれるソプラノ歌手・鶫 真衣の所属する陸上自衛隊中部方面音楽隊が、本日6月3日（水）にニューアルバム『そして、未来へ』をリリースした。また、同作より収録曲「栄冠は君に輝く」のミュージックビデオが公開された。

◆「栄冠は君に輝く」 MV

アルバムのオープニングを飾る「栄冠は君に輝く」は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『エール』の主人公のモデルとなり注目を集めている作曲家・古関裕而が1948年に発表した楽曲で、夏の甲子園の大会歌としても有名な作品だ。今回は、同曲が甲子園球児に代表される“未来を夢見る若者へのエール”にもなるため、アルバムに収録されることが決まった。

2020年の夏の甲子園は新型コロナウイルスの影響により中止となってしまったが、この「栄冠は君に輝く」は、楽曲を通して若者たちに変わらずエールを送り続けるという自衛隊中部方面音楽隊の意思表明でもある。

ミュージックビデオは、2020年2月に伊丹駐屯地内の中部方面音楽隊練習場で撮影された。映像では、迷彩服に身を包んだ音楽隊の力強い演奏に乗せて、鶫のストレートで明るく前向きな歌声が響き渡っている。


なお、陸上自衛隊中部方面音楽隊の公式YouTubeチャンネルでは「コロナに負けるな！」と題し、業務に従事する自衛官の想いをのせて、音楽隊の演奏映像を定期的に配信している。