ロメア、新作『HOME』をNinja Tuneよりリリース決定&新曲「Sunshine」同時公開
デビュー・アルバム『Projection』(2015)がDJ Mag誌のアルバム・オブ・ジ・イヤーを獲得し一気にブレイクを果たし、フォー・テット、ジャイルス・ピーターソンなどトレンドセッター達からの支持を受けるロメアが、ニューアルバム『HOME』を7月31日に〈Ninja Tune〉よりリリースすることが決定し、同時に新曲「Sunshine」が公開された。
◆ロメア 関連画像
ロメアの音楽は常にダンスフロアからベッドルームに至る様々な場所で聴くことのできる音楽であり、今作『Home』も例外ではない。アルバム中の「Sunshine」や「Heaven」は多幸感に満ちて高揚するトラックとなっており、「Deliverance」は瞑想的でメランコリックなムードが漂う楽曲だ。
幼少期は彼の両親が仕事のために世界中を転々とし、最終的にイギリスに定住するまでは家族と一緒に常に旅をしていた。彼がミュージシャンとして急成長した際にも、この遊牧民的なライフスタイルで世界中をツアーするようになった。今作の制作時にロンドンから田舎に引っ越して家族ができたことは、彼の人生に新たな章をもたらした。それまで様々なベッドルームスタジオで制作を行ってきた彼が自家製のスタジオを手に入れたことで、それまで以上に音楽に打ち込める環境となったのだ。
愛とロマンスをテーマにした『Love Songs: Part Two』から一転して、今作『Home』ではスピリチュアリティ、アイデンティティ、帰属意識を探求している。「父親になってから、アイデンティティと帰属意識をもっと求めるようになったんだ」と彼は説明する。
ロメアは自身のコレクションの中にあるアメリカのゴスペルや伝統的なアイルランドのフォークからカントリー、宗教的な賛美歌、クラシックなどの珍しいレコードまでを掘り下げてインスピレーションを得た。「僕は常に様々な国の背景の異なるサウンドやジャンルを探求したいと思っている」とロメアはコメントしている。ここ数年、彼はサンプリングをベースにした音楽から離れ、楽器の使用方法を開発し、地元のチャリティーショップで見つけたビンテージオルガン、父親から譲り受けた古い12弦ギター、90年代の彼が まだ子供だった頃に使っていたドラムキットを再構築したものなど、古いものから新しいものまで、様々な道具を使って実験に及んでいる。
自身が制作した白黒の切り絵からなるコラージュのアートワークも魅力的な待望の最新作『Home』は7月31日に各種フォーマットでリリースされる。
『Home』
NINJA TUNE
■tracklist:
01. Gone
02. Dreams
03. Sunshine
04. The River
05. Deliverance
06. High
07. You See
08. Heaven
09. Home
◆BEATINK オフィシャルサイト