マイ・ケミカル・ロマンスのマイキー「いまは一時停止しているだけ」
昨年12月に小規模な公演を開き再結成を果たしたマイ・ケミカル・ロマンスは、今年、本格的に活動を再開するところでパンデミックが発生し、当面棚上げ状態となってしまったが、ベーシストのマイキー・ウェイは、これは単に「一時停止」しているだけで消滅したわけではなく、「トンネルの先には光がある」と前向きに考えるようにしているそうだ。
◆マイ・ケミカル・ロマンス画像
彼は英国BBCラジオ1にこう話した。「ファンが(リユニオンを)長いこと待ち続けていたのはわかってる。でも、これが全て収束したとき、そこにあるんだよ」「僕はやるつもりだったのにって言うのは簡単だ。でも、誰にだって計画はあった。自己中にならないようにしてるんだ。誰だってやろうとしてたことがある。バンドにいようが、監督だろうが、店員だろうが、庭師だろうが、みんな、計画があった。それがメチャクチャになったんだ」
「ライブ・ミュージックはどこにも行かない。一時停止しているだけだ」「人々は息をひそめて待っているように見える。トンネルの先には光がある。それは本当だと思うよ」
いまは人が集まるライブ活動は無理だが、本の出版は予定どおり行なうという。マイキーは、マイ・ケミカル・ロマンス解散後結成した自身のバンドElectric Centuryに触発され誕生したグラフィック・ノベル『Electric Century』を9月に出版し、そのサウンドトラック的な存在となるElectric Centuryのニュー・アルバムもリリースするという。
Ako Suzuki
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