芹澤廣明&売野雅勇、昭和の黄金コンビがアメリカで復活
▲写真左より:売野雅勇、芹澤廣明
作曲家・芹澤廣明が曲を手掛け、作詞家・売野雅勇が英語詞を書いた楽曲「Julia」が5月22日にアメリカで発売を迎える。
芹澤と売野の両名は1980年代に中森明菜の「少女A」、そしてチェッカーズの「ジュリアに傷心」「涙のリクエスト」「星屑のステージ」など一連のヒット曲を世に送り出したことでも知られる昭和の黄金コンビ。これらスマッシュ・ヒットとなったシングル盤の累計売上枚数は1,000万枚を超えている。
令和の世に入り、「Julia」はアメリカ東海岸に本社を構えるメジャー・インディペンデント・レコード会社、サンセット・コーポレーション・オブ・アメリカから発売されることとなった。
ラテン調に仕上がった「Julia」を歌っているのは芹澤廣明。アメリカで発売される芹澤廣明自身が作由し歌唱するシングルとしては、これが3曲目となる。アメリカでのデビュー・シングルとなった「Light lt Up!」は2018年にリリースされ“70歳の新人アーティスト、アメリカでデビュー”として当時話題となった。また、それに続いたシングル、「Energy Of Love」は2019年に発売されている。
「Juha」のアメリカ発売が決まったことについて、芹澤廣明と売野雅勇は以下のコメントを寄せている。
■芹澤廣明 コメント
40年来の友人であり、仕事仲間である売野雅勇さんと一緒にいつの日かアメリカに打って出たいと思っていましたが、「Julia」で長年の夢が実現し感激しています。曲が仕上がった段階でこの曲の詞は「売野さんしかいない」と思い、英語詞をお願いしました。難しい要望にも拘わらず、売野さんに快諾して貰ったことに改めて「深い友情」を感じました。日本では幸運にも二人である程度の成功を収めることができましたが、アメリカでどこまで通じるか、今まで僕がアメリカで出している2曲以上に期待しています。
■売野雅勇 コメント
40年前、芹澤廣明さんとコンビを組んだ1発目の作品「少女A」が大ヒットして以来、チェッカーズ始め色々なヒット曲を一緒に作って来たこの「運命の男」「幸運の作由家」と出逢ってから40年目という節目の年に、アメリカで作品がつくれたことに感謝しています。また同時に芹澤さんのアメリカ第3弾を書けたことを誇りに思います。
また、芹澤廣明の海外での活動のマネジメントを行っているAIAインターナショナルのアレクサンダー・アブラモフ代表取締役は次のようにコメントを残した。
◆ ◆ ◆
■アレクサンダー・アブラモフ(AIAインターナショナル代表取締役)コメント
芹澤先生の作品が3年続けてアメリカで発売されることを大変嬉しく思います。特に今回は売野先生とタッグを組み、まさに「最強のコンビ」でアメリカ市場に挑戦できることにワクワクしています。芹澤作品が持つ「独特のメロディーライン」はアメリカのリスナーにとって大変新鮮であり、先生のインパクトのある英語ボーカルも「耳に残るもの」です。又、売野先生の英語詞は先生の詞の特長のひとつである『ロマンティシズム』がストレートに感じられ、アメリカのリスナーのハートを捉えると確信しています。世界第2位の音楽市場である日本の音楽シーンを席巻した実績を持つプロの作曲家とプロの作詞家の「プロの仕事」が今回世界最大の音楽市場であるアメリカでどのように受け入れられるかが本当に楽しみです。令和の時代に海外進出を熱く語る日本のアーティストにとっての「道標」になれば、と思っています。
■「Julia」
販売元:サンセット・コーポレーション・オブ・アメリカ
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