高橋優「ヤキモチ」カバーが中国で大ヒット、ラージャオが世界デビュー

中国で17億回以上の楽曲再生数を記録しているシンガー、ラージャオが世界デビューする。

◆ラージャオ画像

ラージャオ（中国語表記：买辣椒也用券）は2018年春、中国でも人気のあった高橋優の「ヤキモチ」（2014年）を自身の友達に向けて歌ったカバー動画で注目を集め、同年5月より本格的な音楽活動をスタート。その後、日本へ渡って高橋優本人とも対面を果たし、「ヤキモチ」のオリジナル音源に参加したメンバーらと共に楽曲を再録音した。この音源は2018年12月にネットイースより再リリースされ、瞬く間に5億回再生を記録。現在に至るまでにトータルで17億回以上再生されているという。

2020年に入ると、新型コロナウイルスの影響で外出自粛や悲しいニュースが続く中、同カバー曲「起风了」を聴いて“会えない人への想い”、“戻れない頃の想い出”に想いを募らせるリスナーが急増し、発表から2年を経て各配信サイトでランキング首位を獲得することとなった。今回は、同じ想いで過ごしている各地の人々へ向けて、同曲が日本を含む全世界で配信リリースされる。

日本では本日5月13日（水）より、「起风了（英題：The Wind）」とオリジナル楽曲「旧岛看月亮（英題：Gaze at）」の2曲の配信がスタートする。資生堂「Za」のリブランディング広告への楽曲タイアップも決定しており、中国、香港、台湾、シンガポールでの展開が予定されているそうだ。